「トバログ」のトバ氏が、人とモノの交差点を描く新しいメディア「monomag.tokyo」を開始しています。世界各地でインタビューをした人たちの「モノに対するこだわり」や「お気に入りのモノ」を紹介していくメディアだそうです。
一点突破の書き続けるこだわり
トバ氏が「monomag.tokyo」にかける思いは「人とモノの交差点」を描くメディア『monomag.tokyo』を立ち上げましたという記事をご覧ください。
monomag は、一言でいえば街ゆく人や一般人にインタビューをして、それぞれの持つ愛用品やお気に入りを教えてもらうというメディアだ。特徴としてはユニークな内容のコンテンツと、日本だけでなく世界中の人が対象という点。
作ろうとしたきっかけというのが「収益や集客とかビジネス的な要素はさておき、自分が読者だったらどんなコンテンツが一番面白いだろう」というのが実に良いな、と思いました。
最初の読者、一番の読者というのは結局、自分で、そこがある限りはメディアとして揺るぎないと思うんです。特にブログはその傾向が強いもの。
「カバンの中身」や「愛用品」のコンテンツはありがちではあるのだけど、そこに根強い読者があり人気コンテンツであるのも事実。
トバ氏自身が、モノに強いこだわりを持っている人物でもあるので、自分が一番の読者として、自分が読みたいものを書き続ければ、結果、その熱量が読者に面白さとして伝わるはずなのは間違いありません。
「テンプレをまったく考えずに、まずは自由にやってみよう」ということと、さらにワールドワイドに展開していくということなので、今、日本で読めるブログメディアには独特のコンテンツが展開されていくことに期待しています。
有名人でなく一般人、市井の人たちのこだわりを読めるのは楽しみだなぁ。世界が身近に感じられるかもしれませんね。
余談
実はトバ氏が学生の頃に一度、メールで連絡を貰ったことがあります。ブログの講演をして欲しいという依頼だったのですが、その時は実現しませんでした。
しかしその数年後、彼が専業ブロガーとなって再会することになります。一緒にチェコを旅することになったのです。ガジェット好きの静かな野心家として、独特のフォーマットで綴られる記事に「トバログすげぇな!」と感じ入ったものです。
そんなトバ氏の「monomag.tokyo」を、静かに応援したいと思います!