2022年11月に開催された「JIMTOF 2022(第31回日本国際工作機械見本市)」出展にあわせ、京セラがVRChatでメタバース展示会を開催したのも記憶に新しいところです。ぼく自身、接客係として初のアバターワークをした記憶にも残る展示会です。
さて、そんなメタバースの京セラブースに、京セラの谷本社長が視察に訪れるという話を聞きつけ、ぼくも参加してきました。時価総額約2兆円の京セラの谷本社長が!?
京セラの谷本社長がQuest 2でやってきた
そんな谷本社長が、Quest 2単機でメタバースへとやってきました!
まさにヘッドマウントディスプレイを装着し、メタバースへと降り立った瞬間です。京セラワールドの制作や、イベント時の接客などをしたVRChatterのスタッフ一同でお出迎えしました。
しかも本人そっくりアバターで降臨!
多種多様なアバターに囲まれつつも、動じることなく会場を視察して回る谷本社長。さすがちょっとやそっとのことには動じません。
驚いたのは、すぐにコントローラーの操作にも慣れ、自分で会場を移動したり、モノを持ったりといったこともできてしまっていたこと。
京セラブースのギミックを体験する谷本社長。
京セラブースのパーティクルライブも体験する谷本社長。
そもそも工作機械がメタバースに出展しているというのはどういうことなのかと、そんな疑問を谷本社長が持たれたという話を京セラのスタッフの方から伺いました。実際に体験して、謎は解けたでしょうか?
ただ疑問を持つだけでなく、実際にメタバースの京セラブースまで足を運んで体験したというのは、今後も京セラがメタバースの取り組みを継続していくにあたっても小さくないことなのではないかな、と思いました。
谷本社長は「厳しい競争を生き残っていくためには、まったく新しい視点でほかとは一線を画す製品や事業を生み出していく必要があります」と語っています。京セラがBtoB向けにメタバースの活用を継続していけば、まさに“まったく新しい視点”の1つになりうるのではないでしょうか。
見るとやるとではメタバースは大違い。ぜひ企業のトップには実際にメタバースを体験してみて欲しい2023年です!
写真に関して
記事で掲載した写真は、メタバース・バーチャルフォトグラファーとして活動されるえこちんさんに提供して頂きました。ありがとうございました!
VRChatで何をしている人かまとめました🐳✨https://t.co/0jgNzqm3bc
— えこちん📸🐳✨ (@ecochin) July 22, 2020