2022年10月27日に、池袋のライブハウス「harevutai」で人気Vtuberのライブが行われました。コーディネーターとして参加し、当日はMCも務めていたおきゅたんbotさんから配信アーカイブに取材としてご招待頂いたので、池袋ではなく浦和の自宅で視聴してみました。
今回のライブは「VTuber Halloween Fes 2022」と冠されたもので、大手芸能事務所が多数参加する新人発掘ドラフト型オーディション「スタースカウト総選挙」が主催した、新人VTuberのための初の音楽ライブフェスです。
VtuberというとアバターでYouTube配信している人を連想しますが、今はもっと広義の存在なのかもしれません。みんな3Dモデルで、身体全体をフルトラッキングしてのパフォーマンスでした!
これがVtuberライブの“現在地”
ぼくもVRChatでライブを視聴しますが、普段はQuest 2単機なので、PCでVRChatしている環境からすると見えている世界は弱めになると思います。特にパーティクルと言われる、光が飛んだり跳ねたりするような空間加工は、多くは見られません。
それだけに空間の演出には圧倒されました。出演するアーティストごとに全くワールドからライブ配信されるのですが、あれってアーティスト個人が作りんでいるんですか? パーティクルもアーティスト個人?
自宅の配信環境ってどうなっているの? 我らがカソウ舞踏団もバックダンサーとして登場していましたが、音楽との同期はどうなっているの? カソウ舞踏団が振り付けしたものをアーティストとシンクロして踊っていたの‥‥?
など、常に頭の中に「???」が浮かんだままのライブ体験でした。VRChatの中に入ってみるライブとも、また違うんですよね。ライブの配信なので当然だとは思うのですが。
そして、会場の様子がどうなっていたかというと、ステージにスクリーンがあり、そこでライブが実施されていたようです。
ヘッドマウントディスプレイをかぶらないVtuberライブ。爆音で目の前で観ると、どんな臨場感があるのか非常に興味が湧きました。
面白い試みだと思ったのは、リアルに中の人が現れたVtuberもいたことです。どっちも本物だとすると、活動の幅もかなり広がりそうです。飛び出すVtuber。
ギターの弾き語りも、バンドをやっている人のVtuber進出に可能性を感じさせるものでした。というか、ぼくも自分の曲をVtuberになって歌いたいと思いましたから!
現実とバーチャルを繋ぐライブの“現場”
メタバース空間のようなバーチャルと音楽の親和性は、非常に高いものだと思っていましたが、今回のライブのようにメタバースの一部が現実世界に現出したようなスタイルというのも非常に興味深いです。
YouTubeの配信を観るのと何が違うのか、という意見も中にはあるのかもしれませんが、やはりライブの“現場”があるというのが重要なことなのだろうなぁ、と思います。“現場”でしか起こり得ないこと、感じられないことは間違いなくあるでしょうから。
もちろん、YouTubeなどで配信が見られるという選択肢もあってしかるべきなのです。“現場”に行きたくても行けない人もいるわけですからね。そうなると、次は配信を観ている人も巻き込んでの現場感みたいなものが出てくると、さらに面白くなっていくのでしょうか?
個人的にはVtuberライブの“現場”にも足を運んでみたくなりましたよ!
おきゅたんbotさんによると、現実のバンドと違ってバーチャルなら撤収時間を短縮できるということで、出場人数も多かったそうですが、そうか編集されたかのようにテンポ良く観られていたのは繋ぎの時間がなかったからなのか!
この度はお誘い頂きありがとうございました!
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