ローソン、コンビニでのアバター活用に向け店頭でアバターワークするアバターワーカーの一般募集を開始

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ローソンが、2022年11月末に都内にオープン予定の未来型店舗「グリーンローソン」に、アバター接客サービスを導入することを発表しています。店頭でアバターワークするアバターワーカーの一般募集を開始しました。

ローソンがアバターワークを導入へ

ローソンが導入するのはアバター事業を手掛けるAVITAのアバター接客サービス「AVACOM」で、アバターを活用したサポートや新商品の説明、VTuberとのコラボレーションによるエンターテインメントの提供など、新しいコミュニケーションの実現を目指すとしています。

このアバター活用の協業第1弾として、2022年11月末に都内にオープン予定の未来型店舗「グリーンローソン」で働くアバターワーカーの一般募集も開始しています。

アバターワーカーは10~30名の採用を予定しており、合格者は指定の研修を受講した後、11月末から「グリーンローソン」で活躍する予定とのことです。

その後「グリーンローソン」で検証を行った上で、2023年度中に東京・大阪のローソン10店舗で勤務する、ローソンが認定するアバターワーカー「ローソンアバターオペレーター」50名を育成。さらに2025年度中に全国各地のローソン店舗で活躍する「ローソンアバターオペレーター」1,000名の育成を目指すということです。

グリーンローソンで活用するアバター

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アバターワークとは?

アバターワークというのは、アバターの中の人となって接客や販売などの仕事をすることです。アバターとして働くので、場所や年齢、性別、障害の有無などの制約を受けることがありません。新しい働き方としても注目を集めています。防犯の観点からもアバターワークは安全です。

いわゆるメタバース、主にVRChatでは様々なイベントが開催されていますが、そこでも案内人としてアバターワークをしている人たちが既にいます。

アバターワークというとメタバース内での仕事を想像する人が多いと思いますが、実はリアル店舗でもナビゲーターとして働くことができます。今回のローソンのアバターワークは、そうした働き方となります。

ただし、誰でもアバターワークができるというものではなく、コミュニケーションが重視される職種が多いため、得手不得手はあります。しかし、プログラマーのような技術職ではなく、コミュニケーション能力の高い人が関われる仕事として、アバターワークは2023年に大きな注目を集める働き方となるのではないでしょうか。

ローソンのアバターワークでもエンタメ要素がうたわれていますが、VTuberやVRChatの人気のパフォーマーが働く店舗なんていうのも、当然のことながらあり得ると思います。

「グリーンローソン」ローソンアバターオペレーター応募概要

応募期間:2022年9月22日15時~10月7日18時

応募方法:リンクより必要事項を入力し応募
  
選考スケジュール:

9月22日 募集・1次試験開始
10月上旬 1次試験合格者に対する書類審査(2次試験)
10月中旬 2次試験合格者に対する実技・面接試験(最終試験)
10月下旬 合格者発表(最終試験受験者に個別に結果をご連絡致します)
11月上旬 ローソンアバターオペレータープログラム受講(1週間程度)
11月中旬 ローソンアバターオペレーターとして認定
11月下旬~12月中旬 ローソンアバターオペレーターとして実務開始

業務内容:

ローソン店舗に設置されたアバターを勤務地からパソコンで遠隔操作して接客・販売促進等の業務を担っていただきます

給与:

時給1,100〜2,000円(アバターアバターオペレーターとしてのスキルに応じて昇給)

プレスリリース