またもや漫々亭に行ってしまった。休日を挟んで3連続。おじちゃんに「おう、また来たのか」と言われてしまいました。
今日はチャーハンとスタミナラーメンを注文。寒いのでラーメンが食べたかったのと、先日ひとくち食べさせてもらったヤキソバが思いの外、美味しくて、チャーハンも食べてみたくなったから。
ちなみにチャーハンは400円、大盛り50円プラスです。カレーや豚丼などのかけるだけのご飯ものはラーメンとセットにして600円ですが、チャーハンはできません。「アイスコーヒーとホットコーヒーを半分ずつ飲んで一杯分て訳にはいかねぇだろ?」
辛いのにする、どうする? と聞かれたので、じゃあ辛いので、と注文。出てきたのはラー油を入れたチャーハンでした。基本的な味わいは、非常に懐かしい味でした。毎日食べても食べ飽きないような、そんな感じ。
スタミナラーメンのことを書いたら、doban氏からメールがきました。「さらっとスタミナラーメンと書いていたけど、富士宮の焼きそばとか、神奈川のサンマー麺みたいなものなんじゃないの?」
ああ、確かに。言われてみると、あのスタミナラーメンには他ではお目にかかったことがないかもしれません。気になったので調べてみると、なんとWikipediaに出ているではありませんか!
ちなみに埼玉とついているのは、茨城にも独自のスタミナラーメンがあるからなのでした。
さて、こんな風に解説されています。
ベースは一般的な細麺の醤油ラーメン。具に、豚の挽肉とニラ、玉ねぎを炒め、にんにく・生姜を効かせ、醤油と豆板醤で味付け、片栗粉でとろみをつけた辛口のあんかけをのせたラーメンとなっている。あんかけはいわば豆腐抜きの麻婆豆腐状。
なんとなく想像してもらえますかね。「豆腐抜きの麻婆豆腐状」ともちょっと違う味付けだと思うのですが、漫々亭のおじちゃんによると、ジャンに秘密があるらしいです。
ぼくが子供心に鮮烈に感じていたのは、生姜でした。刻んだ生姜が入っていたのですが、あまり子供の頃はそういう形で生姜を食べることがなかったので、20年以上経った今でも口に味が残っているという訳です。
比較的値段が安いため地域の中学生や高校生に人気があり(2006年現在、350 – 500円)、特に、北浦和駅にある二店の娘々は県立浦和高校の通学路に位置し値段も安めとなっているため、同校生徒の利用は多い。
学生の味なんですよね。漫々亭は以前は別の場所に店を出していたらしいのですが、今でも当時のお客さんが尋ねてくるそうです。
さいたま市内の駅近くの店は、いわゆる中華料理店というより、中国・台湾などでよく見られる庶民向け小吃のスタイル。
そうそう、まさにそんな感じ! 今度は生ビールでも飲みながら、ガツ炒めと餃子を食べたいです。
doban氏曰く「名物に旨いものなしって言うけど、スタミナラーメンみたいな名物つーより、地元の人だけがフツーに食べてるものって大抵うまいんだよねー。特別旨いてのではなくフツーで旨い」。
そう、特別旨いんじゃなくて、普通に旨い。これ大事。
クチコミでお客さんが増えていると、おじちゃん言ってました。