Jリーグ第2節、浦和レッズのホーム開幕戦でゲートに「JAPANESE ONLY」という差別的な横断幕が掲げられていた問題で、浦和レッズは横断幕を掲げたサポーターを入場禁止処分にする方針のようです。横断幕掲げた観客、入場禁止へ J1浦和が方針という記事になっていました。
J1浦和のサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げた問題で、関わった観客を浦和が入場禁止処分にする方針であることがわかった。
横断幕を貼った本人は「差別的意図はなかった」と話しているそうですが、本人の意図に関わらず、差別的と受け取られた時点でアウトだと思います。ようやく浦和レッズも「意図にかかわらず差別的表現が使われたことを重視」という判断になってきたようです。
浦和レッズの広報担当者は「当初は横断幕の文言を『差別的な表現と解釈できる』と考えたが、認識が甘かった」と謝罪し、対応した職員にも処分が検討されているということです。
当該のサポーターはホームだけでなくアウェイも入場禁止になる見込みとのことですが、個人的にはこれで幕引きとなって欲しくありません。
今回の対応も遅いと感じますし、結果的にサポーターが起こす問題に十分な対処がしきれてこなかった浦和レッズというクラブに対しても厳正な処分が必要だと思います。
勝ち点剥奪か無観客試合…浦和に厳罰もという記事にもなっています。
「もう、お金(制裁金)で済む問題じゃない」。サポーターがまたも問題を起こした浦和に対して、Jリーグのある関係者は、制裁金ですまさず、さらに踏み込んだ罰則をクラブに科す考えを示した。
問題のある横断幕を掲示したサポーター個人の問題ではなく、他のサポーター、ひいてはクラブにも迷惑がかかるということです。「最大で15点の勝ち点剥奪か、無観客試合を視野に入れているもよう」ということですが、どこまでJリーグは踏み込めるでしょうか。