浦和レッズは天皇杯3回戦で惜しくも敗退することになったのですが、浦和レッズユース所属の邦本宜裕が、初めてのトップチームの試合出場で初ゴールを決めるという鮮烈デビューを飾りました。16歳8日での快挙です。約1週間前は15歳ですからね!!!
チームとしては週末の鹿島アントラーズ戦、そしてナビスコ杯に照準を合わせていることもあり、この日は控え選手が中心の布陣でした。先制され、追いつくも、さらに突き放される展開。1-2の状況から、邦本宜裕は途中出場しました。
ずんぐりむっくりに坊主頭は、かつて浦和レッズに在籍した、同じくユース出身のセルヒオ・エスクデロを思い起こさせました。パンチのあるキックを見せていましたが、それでも16歳ですから、そこまで期待していいのか、それでもベンチ入りしているのだから、と複雑な気持ちで見ていると‥‥
ドカーーーン!!!
と、すんげーミドルシュートを決めるじゃないですか!
16歳邦本が浦和最年少ゴール/天皇杯という記事によると16歳8日でのデビュー&初ゴールは「FWエスクデロの持つクラブの公式戦最年少出場(16歳8カ月20日)、最年少得点(17歳6カ月28日)記録を更新」しました。
出場直後から高い技術を披露。フワリと浮かせるパスを前線に通すと、スタンドからどよめきが起こった。初ゴールは「思い通りのシュート。うれしかった」。20年東京五輪世代のエース候補に、ペトロビッチ監督も「将来的に面白い選手」と期待する。
期待の新星というと16歳の若者には重圧になるでしょうから、このままスクスクと育って欲しいものです。でも、身体も強くなりそうですから、そう遠くない将来にトップチームに‥‥とか!?
邦本宜裕は1997年10月8日生まれの16歳、高校1年生で浦和レッズユースに所属しています。登録ポジションはMFです。
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試合後、ペトロビッチ監督は「非常に悔しいが、若い選手たちは勝利を目指して全力で戦った。敗戦からは必ず学ぶことがある。現実をしっかり見ないと」と健闘をねぎらった。