株式会社三菱自動車フットボールクラブ → 浦和レッドダイヤモンズ株式会社

2012 04 09 1148

J1浦和が社名変更 三菱から「レッズ」へということで、浦和レッズの法人名が「株式会社三菱自動車フットボールクラブ」から「浦和レッドダイヤモンズ株式会社」に変更になることが明らかになりました。

クラブ設立20周年を迎えたJ1浦和は6日、さいたま市内で取締役会を開き、法人名をこれまでの「株式会社三菱自動車フットボールクラブ」から、チーム名を冠した「浦和レッドダイヤモンズ株式会社」に変更することを決議した。

2012年4月17日のJリーグ理事会の承認を経て、20日に株主総会で特別決議、5月15日に正式に社名変更する運びだそうです。

「今一度、地域に愛されるクラブとして、これまでの活動を推進していきたい。地域に密着する上で、チーム名と法人名が同一になるのは望ましい」と橋本社長。

もちろん、サポーターの一人として三菱には恩義を感じていますが、クラブ名が「浦和レッドダイヤモンズ株式会社」となるのは、やはり嬉しいですね。

株式を50.6%保有する三菱との関係に関しては「(三菱自動車からは)経営に関してはサジェスチョン(意見)をもらっているが、編成はレッズの判断に任されている。出資比率に変更はなく、母体企業として支えられていることに変更は一切ない。三菱との関係が変わるものではない」と橋本社長。

「2005年度からは三菱自動車の損失補填(ほてん)契約を解消し、自立経営を始めている」ということで、より“浦和のクラブ”というニュアンスが強くなるでしょうかね。

正直なところ、橋本社長の手腕には懐疑的でした。サッカーに関しては素人ということもあり、納得いかない判断もありましたが、現場経験を積んだ今だからこそ、あと数年は続けて欲しいと思っています。ここまでの失敗を無駄にしないためにも。

そして、新しい社長に交代する時にも、三菱から天下り的に人材が降りてくるのではなく「浦和レッドダイヤモンズ株式会社」の中で経験のある人に代わって欲しいと思います。

■関連記事

時事ドットコム:浦和、社名とチーム名統一=Jリーグ

J1浦和を運営する三菱自動車フットボールクラブは6日、さいたま市内で取締役会を開き、社名を「浦和レッドダイヤモンズ」に変更し、チーム名と統一することを決めた。20日の株主総会で正式決定し、1993年にJリーグ創設第1戦の行われた5月15日に社名変更する。

浦和レッズの運営会社、社名とチーム名を同じに – MSN産経ニュース

Jリーグ40チームのうち、運営会社とチーム名が異なるのはレッズを含め5つ。橋本社長は「サポーターと話しても『むしろこれまでのほうが違和感があった』という声が多い。今後は今まで以上に地域密着で、地元に愛されるチームにしたい」と話した。

朝日新聞デジタル:社名も浦和レッズに 地域密着へ「三菱」の名外す 埼玉 – スポーツ

浦和レッズの法人名は、筆頭株主の三菱自動車の支援を受けたことから、創立の1992年から「三菱自動車」の冠を使ってきた。一方、チーム名は「三菱浦和フットボールクラブ」から「浦和レッドダイヤモンズ」へ。通称「浦和レッズ」が深く浸透するなかで、社名にはいまだに「三菱」を冠していることに、違和感を抱くサポーターも少なくなかった。

浦和 地域密着を目指し社名も「レッズ」に ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

Jリーグ理事会(17日)と株主総会(20日)での承認を経て、5月15日から新社名に変更する。クラブ創設20周年を迎え、親しまれてきたクラブの名前を社名にすることで地域密着を目指す。橋本社長は「クラブ名と社名が統一していることが望ましい。地域密着の決意表明と捉えてほしい」と説明した。