「浦和レッズ 2011シーズンの総括」がオフィシャルサイトにアップされました。今シーズンをなぞった内容になっています。
浦和レッズは2011シーズンの総括をまとめましたので、その概要をお知らせ致します。12月17日(土)に再開する天皇杯という大切な闘いが残っており、天皇杯には全力で臨みます。しかしながら、シーズン全体についての早期の検証が必要と考え、公表させていただくこととしました。共に闘っていただきましたファン・サポーターの皆様には、改めて御礼申し上げます。
サポーターへの感謝とか、シーズンチケット購入者へのメッセージとか目立ちますが、ようやく重い腰を上げたのかな、という印象です。
「勝てばサポーターは戻ってくる」と考えていたけれど、それが簡単な話ではないことが突きつけられた訳で、どうやって観客動員を減らさずにいくか、ということに注力するシーズンオフから来シーズンということになるでしょう。
個人的に気になるのはここです。
社名を現在の「三菱自動車フットボールクラブ」から「浦和レッドダイヤモンズ」等に変更することもテーマに乗せ、皆様が「浦和レッズは自分達のクラブ」との思いが強まるような取り組みを進めます。
「テーマに乗せ」という非常に曖昧な表現になっていますが、要するに検討していく、ということで良いですよね?
浦和レッズが誕生してからの20年、何かうまくいかない理由の一つが「三菱自動車フットボールクラブ」にあるのでは、と考えるようになりました。
もちろん、浦和にJ1のクラブを作ってくれたことには感謝します。しかし、天下り的に社長人事が行なわれてきたことで、クラブとしての継続性が失われてしまってきたと思います。
橋本社長も一生懸命になっているのだとは思いますが、サッカーを知らない人がいきなりプロサッカークラブの社長に放り込まれて、何ができるのでしょうか。
GMに任せるべきという話もありますが、それにもことごとく失敗しました。
「三菱自動車フットボールクラブ」から「浦和レッドダイヤモンズ」になり、浦和にあるクラブとして会社も変わっていかないと、きっと同じ状況が繰り返される予感がします。三菱からの出資比率も下げるべきなのかもしれません。
ぼくはビッグクラブだから浦和レッズを応援している訳ではありません。地元にあるからです。ただ、それだけです。だから、経営規模が小さくなったって構いません。弱くたって‥‥とまでは言わないけれど、常に優勝争いするクラブでなくとも構いません。プライドを持てるクラブであり続けるならば。
この件に関してはいろいろな意見を持っている人がいるでしょうから、あくまでも個人的な意見として、です。