浦和レッズ、2010シーズンの総括を発表

2010-12-28_1612.png

浦和レッズが、2010シーズン終了に伴い総括をオフィシャルサイトに掲載しました。

浦和レッズはトップチーム全試合の終了を受け、2010シーズンの検証を行いました。「これがレッズのサッカーである」といえる揺るぎないものを作り上げるために2009シーズンから着手した「レッズスタイル構築」は、「第1ステージ」としての一定の成果を挙げ、2011シーズンからは次の段階に進んでいきます。

基本的には特別、新しいことはないですし、とにかく来年はクラブ一丸となって監督、選手をサポートして欲しい、という思いに尽きるのですが、一点だけ。情報管理について。

情報管理については、特にクラブが意図しない移籍情報等が掲載される状況が続いております。これらは憶測やクラブ外関係者からの情報に基づく記事であるケースが多くあります。クラブ内では、機密事項の取り扱いにあたっては、最低限の人数で情報管理を行うようにしています。

ここは一見すると正しいことのように見えますが、もろ刃の剣ですよね。

というのも、同席していなければ分からないようなクラブ内部での情報がスポーツ新聞に掲載されたりするじゃないですか。

それを「クラブ外関係者からの情報に基づく記事」とするならば、クラブ内部の誰かが「クラブ外関係者」に漏らしているという訳ですよね。しかも、それを取り扱えるのが「最低限の人数」だとしたら?

スポンサーや代理人など関係者も多いことですので、全ての人の口をふさぐなんてことはできないのでしょうが、少なくとも「最低限の人数」で管理されているはずの情報が外部に漏れるのは企業としてもマズイのではないかな、と思います。

揚げ足を取るようなことまで書けば「憶測やクラブ外関係者からの情報に基づく記事であるケースが多く」ということは、内部関係者からの情報に基づく記事もある訳で。

フィンケ監督の退任が決まったあたりから、クラブ内部の情報や移籍情報がポロポロと漏れ出すようになったのは、どういうことなのでしょうね。GMも口を滑らせてるようですが。