少し時間が空いてしまいましたので、写真で振り返る最終節と関連記事のリンクをまとめておきます。
フィンケ監督とロビーの埼玉スタジアムの最後の試合となりましたが、試合結果は0-4で大敗。しかし、試合後のフィンケ監督の挨拶では、旅が終わってしまうことをおしむうに、大きな拍手が起こったことを書き添えておきます。
▼【全文】ロブソン・ポンテ試合後あいさつ「一人ひとりのレッズサポーター、心から愛してます」
「今日はチームメートと素晴らしいサポーターとお別れをしないといけなくて、自分の人生でとてもつらい日です。この5年半、たくさんの愛情、名誉、忠誠心、ほんとにありがとう。あなたがた、一人ひとりのレッズサポーター、心から愛してます。一生、忘れません。アイ・ラブ・レッズ。アイ・ラブ・レッズサポーター。どうもありがとう」
▼【全文】フォルカー・フィンケ試合後あいさつ「天皇杯優勝に少しでも近づくために」
そして私が一つ願っていることがあります。それは私たちのこのクラブの責任者の方々が、今後も専門的に優秀な手腕を発揮すること、そして、少しばかり運にも恵まれること。なぜならば私が唯一願っていることは、今ここに所属している選手たちが近い将来、とてもとても大きな成功を得ることだからです。そのことのために私たちは取り組んできたわけですし、今後もこの道が継続されることを心の底から願っています。
▼浦和を去る指揮官と司令塔。フィンケとポンテはサポーターに何を伝えたのか?
しかし、そんな状況の中、今季をもってチームを去る2人の挨拶がスタート。まずは、大観衆が見守る中、フォルカー・フィンケ監督がドイツ語で語り始める。モラス雅輝コーチが、時折、言葉を詰まらせながらフィンケの言葉を通訳する姿が印象的だった。フィンケは次のように語っている。
今季限りで浦和を退団するMFポンテが、5年半もの間、声援を送ってくれたサポーターに別れを告げた。埼玉スタジアムでのラストマッチに先発出場。前線で得点チャンスをつくったが、白星で花道を飾れなかった。
スタジアムエントランス付近に約300人が座り込み、GMを呼び出す事態に発展。「負けた試合の後に(スカパーで)セリエAの解説してる場合じゃないぞ!」などの罵声が飛んだ。