浦和来季新監督にペトロビッチ氏就任という記事より。
浦和の来季監督に、今季プレミア1部ウェストハムでアシスタントマネジャーを務めたゼリコ・ペトロビッチ氏(45)が就任することが24日、分かった。クラブ側は就任2年目のフィンケ監督と契約を更新しない方針を固め、10月末に後任候補としてペトロビッチ氏と水面下で交渉。条件面で合意していた。
先に書いておきますが、ペトロのことは好きですよ。あんなに浦和レッズのことを思い、プレイしてくれた選手ですから。
いつか、監督として浦和に戻ってきたいと言ってくれたペトロが、本当に監督して戻ってくるなら、それは手放しで‥‥喜べる状況じゃないですよね、いま。
指揮官交代により、一時は後任候補に挙がっていた福田正博氏ら、現在のトップチームのコーチ陣も総入れ替えとなる。ペトロビッチ氏とともに招聘(しょうへい)する外国人コーチに加え、クラブ内部から日本人指導者をトップ昇格させる方針。
フィンケサッカーを継続するということですが、スタッフは総入れ替えになると伝えられています。その勢いで、社長とGMも交代してしまえばいいのに。
「浦和と1年契約でサインを交わした」とも伝えられていますが、こんな情報はどこから漏れてくるんでしょうか。どこの「関係者」がスポーツ新聞に話しているんでしょうか。それに対するペナルティは、ないのでしょうか?
フィンケ監督が退任するという噂が出てきた途端に「関係者」が暗躍し、浦和レッズの内部情報がリークされることが増えたように思います。そのあたりの統制は全く取れなくなってしまったのでしょうか?
浦和側はフィンケ体制下で築いたパスサッカーの土台を来季も継続強化、発展させる方針で、ペトロビッチ氏にも伝え了承を得た。
ペトロの手腕が未知数なだけになんとも言えないところですが、フィンケ監督の築いたサッカーを継承していけるのかどうか、不安は小さくないです。
新潟DF永田充、同MFマルシオ・リシャルデス、トムMF松井大輔ら外部からの戦力補強を検討しており、今後、新監督の意向とクラブの経営状況を考慮しながら交渉を進める。
そういえば、マルシオ・リシャルデスの名前が挙がったのは11月頭でしたね。「10月末に後任候補としてペトロビッチ氏と水面下で交渉。条件面で合意していた」から、フィンケ体制の終わりが見えたのでリークが始まったのですね。結果、ロビーも悲しい気持ちになった訳ですね。
監督交代するならするで、リークで選手やサポーターを惑わすことなく、橋本社長の口からきっちりとその理由と、今後の方針を聞きたいところです。
「終わり」のはじまりにならないことを祈ります。
■関連記事
浦和の柱谷幸一GM(49)はこの日、「まだフィンケ監督の去就を発表していないので、新監督に関することはいえない」と話した。ペドロビッチ新監督就任は、12月4日のリーグ戦終了後に正式発表する予定だ。
浦和はフィンケ監督と来季契約を更新しない方針を固めているが、現時点で発表はない。柱谷GMは「フィンケ監督の進退を発表しないと次の監督の話はできない」とした上で「新しい監督になっても急激な戦術面の方向転換はない」と説明した。