浦和早くも動いた!闘莉王と残留交渉という記事より。
浦和が今季限りで契約満了となる日本代表DF田中マルクス闘莉王(27)と残留へ向けた交渉をしていることが9日、分かった。来季からJリーグの国内移籍が完全自由化されることを受け、クラブ幹部は早くも水面下で初交渉を行った。
クラブ側は反発しているようですが、来シーズンからJリーグの国内移籍が完全自由化されそうです。
契約が切れれば移籍金なしで移籍ができるとあって、各クラブが重要な選手の流出を避けようと動く訳ですが、浦和レッズでは早速、闘莉王に水面下で打診しているようです。
関係者によると、強化幹部は鹿島とのJリーグ開幕戦(7日)の数日前、闘莉王と契約する糀正勝代理人と極秘会談を持ったという。今季終了後に3年契約が満了する闘莉王の新規契約問題がテーマで、最初の交渉だった。
早いな、と思うのですが、契約満了の半年前から他クラブとの交渉が可能になるため「浦和は闘莉王との契約を6月までに更新できなければ優先交渉権を失う」という事情があります。
闘莉王は次のようにコメントしています。
「交渉は始まったばかりで自分はまだ強化部と話していない。僕はレッズを心から愛している。その一方で、将来的に欧州リーグに挑戦したいという気持ちもある。個人的にはしっかりとクラブの評価を聞きたい」
契約を更新すれば横浜マリノス・中澤の1億2,000万円を超える契約になるのでは、と記事。
複数年契約を闘莉王が了承するか、というあたりがポイントになるでしょうが、欧州移籍を目指すならば複数年契約は難しそう。
個人的には闘莉王は必要な選手だと思いますが、果たしてフィンケ監督の目指すサッカーにフィットするかというと、まだまだ未知数の気がしています。
代表もあって合宿にもフルで参加していなかったので、どうもまだ浮いてしまっている気がするのですね(戦術的にも体力的にも)。
結果がついてくれば問題ないでしょうが、そうでない場合に何か確執が起こったりしないか心配です。マスコミにポロリと何か話してしまうとか、ね。