2017年7月17日に埼玉スタジアムで開催された鈴木啓太の引退試合を観戦してきました。浦和レッズがACLで優勝した2007年前後に活躍した選手が多く参加していたのですが、あれからもう10年経ったのですねぇ。太めになった選手もいれば、まだ現役の選手もいたり。とても懐かしい気持ちで、ゆるい感じの試合を楽しく見ることができました。
特に坪井と阿部勇樹、そして岡野はエンターテインメントに徹してましたよね。事情があって浦和を離れなければならなかった選手を、また赤いユニフォームを着た姿を埼スタで見られるというのは嬉しいものです。そしてチャント。この頃の選手のチャントは、個人的にも好きなものが多かったもので。あれをまた歌えるというのは、本当に嬉しい気分になれました。
浦和で活躍したのちに、他のクラブに移籍していく選手も大勢いるし、このように引退試合までできるのはほんの一部の選手に限られたことなのでしょう。浦和レッズの中心選手としてやり遂げ、そして浦和レッズで引退していく鈴木啓太。
もちろん鈴木啓太の中ではまだできるという気持ちはあったと思いますが、こうして引退試合を見ると「ああ、素晴らしいサッカー人生だったんだろうな」と、少し目頭を熱くしながら思ったものです。
2000年前後は大原練習場にも足繁く通っていて、そこで鈴木啓太の姿を初めてみたと記憶しています。高卒ルーキー。確か高校時代はトップ下だったはずで、ものすごく期待を込めて見ていたことを覚えています。
プロ選手としては決してテクニシャンではなかったと思いますが、オシム監督から「水を運ぶ選手」と評されたように、自分の役割をしっかりと理解し、チームのためにプレイできる選手だったからこそ、長きに渡って活躍することができたのだと思います。本当にお疲れさまでした。
鈴木啓太引退試合の写真
鈴木啓太引退試合の動画
鈴木啓太引退試合、間もなくキックオフ。 #urawareds https://t.co/NisO525Stm
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年7月17日
まさかまた永井雄一郎のチャントを歌えるとは思いませんでした。
日本代表チームを率いた岡田監督とジョホールバルの歓喜を再現した岡野。
鈴木啓太の人となりが浮き彫りになる動画、必見。
We are Diamonds. #urawareds #引退試合 https://t.co/aRoaP9Rtao
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年7月17日
鈴木啓太がクルヴァに行き「We are Diamonds.」を一緒に歌いました。
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僕の両親は僕にとっての一番のサポーターであって、ファンであって、一番僕のサッカーを見てくれていた人です。その人たちに、自分のサッカー人生の集大成と言いますか、自分のやってきたこと、それから自分で言うのもおかしいですけど、こうやって愛してもらったことを伝えられたことは、親孝行できたのかなと思います。
▼“浦和の男”鈴木啓太、引退試合2ゴールで花道 ワシントンらの思い (埼玉新聞) – Yahoo!ニュース
3―4の後半、「BLUE FRIENDS」がPKを獲得した瞬間に背番号17のユニホームを身にまとい登場。PKを左隅に沈めると、1997年11月16日に日本が初のワールドカップ出場を決めた”ジョホールバルの歓喜”の時のように両手を広げ、全速力で走り岡田監督と抱き合った。
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(1対1の決定機については)ちょっと反省していて、僕の前に福田(正博)さんがいて、福田さんに最後の最後まで出そうかなと思ったんですけど、マークされていたので中途半端に自分で行ったら外してしまい、恥ずかしかったです(笑)
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REDS LEGENDSはFW福田正博やFW岡野雅行、FWマリッチらが先発。主役の鈴木はBLUE FRIENDSの一員として、MF中村俊輔やMF阿部勇樹、MF松井大輔らとともにスタメンに名を連ねた。
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ゲームは4-4のドローで終了し、サポーターからは温かい歓声が送られた。試合後のセレモニーで鈴木氏は、「僕のチャレンジは続きます。愛するサッカーから学んだ情熱を胸に、次のステージに進みたいと思います。本当にありがとうございました」と述べ、スパイクを脱いでピッチを後にした。
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REDS LEGENDSも決定機をつくり、前半33分にはミスターレッズFW福田正博がシュートも、GK山岸範宏が右足を伸ばしてビッグセーブ。40分、42分にも福田が決定的なシュートを放ったが、ことごとく山岸のファインセーブにはね返された。