水がなくなりそうになったら自分でAmazon DashするIoTウォーターサーバーが登場(通信料も無料)

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水がなくなりそうになったら誰かがAmazon Dashボタンを押すんじゃないんです。ウォーターサーバーが自分でAmazon Dashするんです。つまり「水がなくなるよー」って、ウォーターサーバーが勝手にAmazonに注文するんです。凄くない!?

Amazonに、水がなくなりそうになると自分でAmazon DashするIoTウォーターサーバー「FRECIOUS dewo bottle」が登場しておりました。ウォーターサーバーが自分で水を補充する時代です!

どういう仕組みになっている?

種明かしをしてしまえば、けっこう簡単な仕組みです。ボトルの交換回数を計測し、自動で天然水発注するというもの。

ボトルの交換回数を計測し、在庫と照らし合わせて、足りなくなれば自動で発注するというのは難しくはありません。

ただ、ここからは「なるほど!」と思ったのですが、自宅にWiFi環境がなくても良いのです。無料で利用できる3G回線を搭載しており、注文はそちらを経由して行われます。

IoT用の安い3G回線でしょうかね。いずれにせよ、この回線費用は交換する水代にでも含まれているのでしょう。

ウォーターサーバーと交換用のボトルの価格は?

ウォーターサーバー「FRECIOUS dewo bottle」の本体価格は37,584円です。

ウォーターサーバーの比較サイトなどを調べると、月々のレンタル料がかかるものもあれば無料のものもあります。それぞれといったところですが、最初に買い切り型なのは、長く使うなら安心でしょうか。

調べていると、機種によって毎月の電気代が500〜1,000円程度かかるようなので、このあたりはちょっとした盲点かもしれませんね。「FRECIOUS dewo bottle」は毎月の電気代に関しては触れられていません。

交換用のボトルの価格は9.3リットルのボトル2本で2,780円です。

1本あたりでは1,390円です。1リットル換算で約150円ですので、そこまで高くはないかな、という印象です。

「Amazon Dash Replenishment」を利用

「FRECIOUS dewo bottle」は「Amazon Dash Replenishment」という仕組みを利用しています。

これはAmazonが機器メーカーに提供するクラウドサービスです。機器メーカーは簡単なAPIを用いて自社のインターネット対応機器とAmazonのクラウドサービスをつなぎ、その機器で消費される消費財や消耗品を自動で再発注されるようにできます。

常に水の在庫が最適化され、発注のことを気にしなくて良いというのは、うっかり買い忘れをなくす素晴らしい機能だと思いました。

サイズ:幅260mm x 奥行335mm x 縦1,240mm
本体重量:16.7kg

ボディカラーはメタリックブラックとスカイグレーがあります。

他にもある自動注文可能な製品

そして「Amazon Dash Replenishment」を利用した、自動注文可能な製品は他にもありました! コチラで確認することができますが、歯ブラシや見守り機能付きのペットのおやつマシンなどがあります。これはなかなか面白いですね!