Xへの広告出稿、4分の1の広告主が来年の支出削減を計画

Xへの広告出稿について、4分の1の広告主が2025年の支出削減を計画しているとEngadgetが伝えています。Report: A quarter of X advertisers plan to cut spending next yearという記事です。

The market research firm found that 26 percent of marketers plan to cut their spending on X in the coming year, and that advertisers’ trust in X is “historically low.”

4分の1の広告主がXへの広告の支出削減を計画

これは市場調査会社Kantarのレポートによるもので、世界中の18,000人の消費者と1,000人のマーケティング担当者へインタビューしています。

それによると、マーケティング担当者の26パーセントが、2025年にXへの支出を削減する予定なのだそう。

イーロン・マスク氏がTwitterを買収して以来、そのヘイトスピーチを懸念するブランドはXを離れつつありますが、2025年にはさらに広告ビジネスが衰退することが予想されます。

広告主のXに対する信頼は「歴史的に低い」と表現されています。

直近でも、イーロン・マスク氏の暴動発言を受け「Bluesky」の新規ユーザーがイギリスで急増したり、ブラジルでXが禁止されたことでBlueskyが過去最高のアクティビティを記録するといったことが起こっています。

いずれもすぐにXを脅かすほどの数字ではないと思いますが、バタフライエフェクトではありませんが、徐々に流れが変わっていく引き金になっている可能性はあります。