相撲の放映権料は1場所5億円

NHK関係者が激白「中止に…」名古屋場所“駆け引き”という記事より。

名古屋場所については、開催を自粛すべきとの声が出ているが、協会が開催を強行した場合、NHKが中継を行うかに注目が集まっている。その裏にあるのは、1場所推定5億円といわれる放映権料。開催されなければ協会、開催されても中継しなければNHKが損をすることになるというのだ。

大相撲の野球賭博問題が引き続き継続しておりますが、名古屋場所が開催されるのあたり、NHKが中継するかどうかに注目が集まっているそうです。

それは非公表ながら、1場所5億円とも言われる放映権料があるからです。

大相撲の放映権は現在、相撲協会とNHKの間で2008年4月から5年契約が結ばれている。NHKが相撲協会に支払う放映権料は非公表ながら1場所5億円といわれる。

NHKの自己判断で中継を取りやめれば、相撲協会に5億円を支払う必要があります。逆に、相撲協会側の都合で中継を取りやめることになれば、これを支払う必要はありません。

NHKに寄せられた視聴者からの意見では、NHKが大相撲中継をすることに反対する声の方が多かったということです。

2009年度の相撲協会の本場所収入は86億円で、放映権料はその約35%を占めた。いずれにしても微妙な綱引きが当分続きそうだ。

年6場所となれば30億円。NHKの放映権料がかなり大きいのですね。