築地で朝ごはん。「江戸川食堂」に続く2軒目は、鳥肉卸専門店が築地市場場内で営業している鳥肉料理の店「鳥めし 鳥藤 場内店」のシンガポールチキンライス(カオマンガイ)です。シンガポールチキンライス(カオマンガイ)はタイの「ピンクのカオマンガイ屋(ガイトーン・プラトゥーナム)」で食べてからお気に入りに! なかなか食べる機会がなかったのですが、まさかの築地で再会です。
親子丼や竜田揚げも気になったのですが、迷わずお久しぶりのシンガポールチキンライス(カオマンガイ)にしました。
「鳥めし 鳥藤 場内店」の店構え
「鳥めし 鳥藤 場内店」は「江戸川食堂」と同じ一角にあります。のれんには明治40年総業とるので、相当の歴史です。鳥肉専門店ですので、否が応でも期待が高まります。
テーブル席が10席ほどの小さな店なのですが、7時過ぎに到着した時は満席でした。小学生くらいの女の子が2人だけで食事しており、どんな事情があるのかと思ったら、両親は近くの寿司屋の行列に並んでいました。海外からの観光客だと、子供だけ空いている店で食事をさせるといったケースがあるのだそうです。
親子丼、親子丼しお、鳥めし、ぼんぢり温玉丼、親子カレーなど、どれも気になるメニューだったのですが「ブリブリの茹で鶏を添えて三種のソースで頂きます」と書かれた「鳥藤オリジナル シンガポールチキンライス(海南雛飯)」に釘付け。これに決めた!
ちなみに「カオマンガイ」というのは、タイでの呼び名です。
持ち帰り用のチキンもあり、天気が良ければ少し買い込んで、公園でビールでも呑みながらかぶりつくのも良さそうです。いや、良いに決まってる。
10分ほど店前で待って、順番がきて入店。5人での訪問でしたが、席はバラバラ。サクッと食べるだけなので、気になりませんけど。
着席し「シンガポールチキンライス」を注文し、一息つきながら目の前のメニューを目をやります。親子丼だけでも、こんなに種類があるのです。「親子丼 しお二号」が気になりますが、魚粉が使われているのだとか。
心臓と肝臓のつなぎの部分を使った、希少部位の「こころののこりの親子丼」も心残りです。次はこれを食べたい。しかし、鳥肉卸専門店の竜田揚げ定食も気になるし。やっぱり、次回はとり竜田揚げかなぁ。
頭上には大きなメニューも。「シンガポールチキンライス」は950円です。
5分ほどして「シンガポールチキンライス(カオマンガイ)」の登場です。キュウリとトマトが添えられ、スプーンにフォーク、鳥スープも。
まずは鳥スープから口をつけます。熱いけど、ホッと一息。「江戸川食堂」でやや満たされていて胃袋を、優しく回復させてくれます。鶏出汁、美味いぜ。
生姜ソース、チリソース、醤油ベースの甘いタレと3種類のソースで「シンガポールチキンライス」を頂きます。うーん、どのソースも美味しい。甲乙つけがたいです。
ご飯の雰囲気が違うと思ったのですが、日本の米なので、本場との食感や味わいが違うようです。とはいえ、自慢のスープてけ炊かれたご飯なので、それとは別に美味しく、チキンと一緒にどんどん口に運ばれていきます。
ややピンクがかったチキン。これまた柔らかく、どのソースをつけて食べても美味しいです。フォークとスプーンを駆使し、最後の米粒まで完食。また「シンガポールチキンライス(カオマンガイ)」が食べたくなったら、築地に来ようと思いました。
ちなみに店名は「とりふじ」ではなく「とりとう」なのです。
ごちそうさま!!!!!
「鳥めし 鳥藤 場内店(築地)」アクセス
営業時間は6時〜14時。ランチでも大丈夫です。
住所:東京都中央区築地5-2-1 築地市場 8号館
>>鳥めし 鳥藤 場内店 (とりとう) – 築地市場/鳥料理 [食べログ]