1年半で22億通の迷惑メール送り逮捕という記事より。
架空の送信者名を使い大量の迷惑メールを送信したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは15日までに、迷惑メール防止法違反の疑いで東京都江東区のアルバイト店員椎名勇気容疑者(25)を逮捕した。
スパムメール送信で逮捕者が出ました。1年半で約22億通ものスパムメールを送信していたということです。
約80万件分のメールアドレスを購入し「今すぐ女性と会いたいというお客さまのご要望にお応えしました」など送信していました。
「2006年からの約1年半で約22億通の迷惑メールを送り、広告主から計約2000万円を受け取った」と供述しています。
スパムメールが無くならない理由が分かる気がしますが、こうした逮捕者が出るとそうした方面に影響があるでしょうか。まさか本人も逮捕されるとは思っていなかったでしょうから。
昨年9月、プロバイダー(接続業者)が「迷惑メールを大量送信しているユーザーがいる」と同センターに相談していた。
なるほど、プロバイダーからの相談から発覚したのですね。
「勝てる馬券教えます」メール22億件で2千万荒稼ぎによると「自分で事業をやりたいと思い、ネットで調べて始めた。捕まるとは思わなかった」と供述しているそうです。
受信者が利用登録をすると、サイトを運営する広告主から手数料約2000円が入る仕組みで、計約2000万円の利益を得た。海外旅行や車購入に使ったという。
アフィリエイト的なものだったのですね。
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一度に大量のメールを送信できるソフトを使い、送信者名を書き換えて送っていた。