預けた荷物を指定の場所へ届けてさらに回収したら洗濯までしてくれるクラウドクローゼット「DUFL(ダフル)」

2016 08 22 1203

預けておいた洋服や靴を、出張先や旅先に届けてくれ、なおかつ保管時にはクリーニングまでしてくれるというクラウドクローゼット「DUFL(ダフル)」というサービスが、日本上陸を予定しているそうです。“手ぶらで出張”の「DUFL」が年内にも日本上陸という記事になっていました。

ユーザーはまず、自身の衣類や靴、スポーツ用品などを、あらかじめDUFLのクラウドクローゼット(倉庫)に郵送して預けておく。そして、出張や旅行の際に、DUFLアプリを立ち上げ、クローゼットから「シャツ2枚」「靴下3枚」など必要なものを選び、滞在先のホテルなどを受け取り場所に指定すると、宿泊当日までにDUFLスーツケースに入った荷物がホテルに届く。

旅や出張が多い人には、手荷物を大きく減らせるサービスとなるでしょうか。もしも荷物が届いていなかったら‥‥なんていう心配もしてしまうのですが。

使い終わったら衣類を専用のスーツケースに詰めて回収してもらえば、クリーニングして次回の使用を待つ、という状態になるということです。

米国では2015年5月から提供されているDUFL。ユーザー数は非公開だが、頻繁に出張をするビジネスパーソンから高い支持を得ているという。

気になる利用料金ですが、月額9.95ドル、クリーニング代と往復送料を含む1回の利用料が99ドルとのことです。決して安くない金額なので、やはりビジネス用途ず中心となるでしょうね。

福利厚生の一環として「DUFL」を利用できるようにしている企業もあるということですが、それなら使いやすいかもしれません。

新たなマーケティングの場としても、DUFLが活用されるかもしれないと塚本氏は話す。たとえば、ユーザーの許可を得たうえで、送り届けたゴルフバッグの中に、ゴルフメーカーの新作のゴルフクラブを試打用として入れておくこともできる。

単なるクローゼットではなく、こうした将来性も面白いところです。新製品の洋服を入れておき、気に入ったら購入してもらう、ということも不可能ではありませんね。

日本でもトランクルームのクラウドサービスは「minikura」や「HIROIE」があり、こうしたサービスも徐々に浸透中といったところでしょうか。