複数のパソコン間でWindowsアプリケーションを同期することができる「Synclogue(シンクローグ)」というクラウドサービスがありました。
「Dropbox」の上を行く? 和製クラウド「Synclogue」の野望という記事で知ったのですが、日本発のベンチャーです。
日本でも高い人気を誇るクラウドサービス「Dropbox」。ごく簡単な操作で、複数のパソコン間でのファイル同期ができるサービスだ。Synclogueを端的に表現するなら、ずばり「アプリケーションの同期が可能なDropbox」。ウィンドウズパソコンで動作する。
Windows用のソフトということで試せないのですが、複数台のパソコン間で設定情報を引き継いだまま、アプリケーションを利用できるようになるサービスだそうです。
使い方は‥‥
1. 「Synclogue」をダウンロード
2. 同期したいアプリケーションをドラッグ&ドロップ
3. 同期したいパソコンに「Synclogue」をインストール
4. クラウドを通じてアプリケーションと設定を引き継ぎ
5. 1台目のパソコン環境をそのまま再現
という、至ってシンプルなものとなっています。
ウィンドウズはレジストリと呼ばれるアプリ情報管理のデータベースを持っており、この情報が正しく登録されていないと多くのアプリは動作しない。単純にファイルをコピーするだけでは、アプリは同期できないのだ。さらに、ウィンドウズは各種システムファイルをウィンドウズフォルダ内にも持つ仕組みで、単純にアプリのフォルダをコピーするだけでは足りないファイルが続出してしまう。
「Synclogue」では、このあたりを独自技術で解消しているのだそうです。
アプリケーションをコピーするということで違法性も気になりますが「Synclogueは利用規約で違法なコピーを禁止するとともに、ソフトウエアメーカーが希望すればSynclogueでの共有を禁止できるような仕組み作りも進めている」そうです。
複数環境でWindowsパソコンを利用している人には、とても便利な機能を提供してくれるサービスですね。
現在は1アプリケーション300MB、2アプリケーションまで無料となっています。