松本零士氏セリフめぐる騒動で槙原に謝罪という記事より。
シンガー・ソングライター槙原敬之(40)が「『銀河鉄道999』のセリフを無断で使用された」と槙原を非難した漫画家松本零士氏(71)に対し、名誉を傷つけられたとして損害賠償などを求めた訴訟が26日、知的財産高等裁判所(中野哲弘裁判長)で和解が成立した。
2006年10月からスタートしたこの問題、ちょっと振り返っておきましょう。
▼槇原敬之に「999」盗作騒動
▼松本零士、盗作問題は終結へ
▼槇原敬之、盗作騒動はノーコメント
▼槇原敬之、松本零士に反論
▼盗作問題・松本零士と槙原敬之が法廷で直接対決
▼槙原敬之、松本零士と和解
▼松本零士、槇原敬之へ220万円の賠償金の判決下る
・松本零士「銀河鉄道999」に出てくるセリフを盗作された主張
・槇原敬之は盗作を否定
・松本零士は主張したかっただけだと一方的に収束宣言
・槇原敬之はこれを不快として公式にコメント
・槇原敬之が訴訟を起こす
・和解勧告
和解勧告が出されたのが2008年12月ですから、実際に今回の和解までに3年の月日が費やされています。
最終的には、
2人はこの日、裁判所で会い、松本氏が槙原に謝罪することで和解が合意。お互いが納得して握手をしたという。
という結末を迎えたそうです。今回の和解により、220万円の支払いについては、槙原敬之側は請求を放棄しています。
「いわゆる盗作騒動が3年前に起きたことにより、私自身の名誉回復をはかるために今回の裁判を起こしたものであったので、こうした和解の内容に関しては満足しております」と槙原敬之。
一方「大人の解決をしたということです」と、松本零士側はちょっと含みのある感じに。
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