F-Shaped Pattern For Reading Web Contentという記事より。
Eyetracking visualizations show that users often read Web pages in an F-shaped pattern: two horizontal stripes followed by a vertical stripe.
232人のユーザがどのようにウェブページを見るのか視線の動きをトラッキングし、それを解析したというレポート記事です。
その結果、アルファベットの「F」のようなパターンで読まれていることが判明したそうです。
Users first read in a horizontal movement, usually across the upper part of the content area. This initial element forms the F’s top bar.
ユーザは最初にコンテンツの上部を水平に読む。「F」の上のバーを形作る。
Next, users move down the page a bit and then read across in a second horizontal movement that typically covers a shorter area than the previous movement. This additional element forms the F’s lower bar.
次にユーザはページを少し下げて、最初の動きより短い領域をカバーする第2の水平の動きをする。「F」の下のバーを形作る。
Finally, users scan the content’s left side in a vertical movement. Sometimes this is a fairly slow and systematic scan that appears as a solid stripe on an eyetracking heatmap. Other times users move faster, creating a spottier heatmap. This last element forms the F’s stem.
最後にユーザは上下の動きによりコンテンツの左側をスキャンする。「F」の縦の軸を形作る。
3つの種類の違うサイトのヒートマップだそうで、左から企業サイトの「aboput us」、ECコマースサイトの製品ページ、検索エンジンの検索結果となっています。
確かに「F字」でコンテンツが見られているのが分かります。検索エンジンの検索結果に至っては、右上にポツンとあるアドワーズ広告がしっかり見られているのが興味深いところです。
「F」はウェブ構築において大切なアルファベットになりそうです。Fスタイルとか、なんかそんな感じのデザインが増えるのでしょうかね。