東日本大震災で親を失った子供たちが、その保険金を請求することがとても困難である、という記事です。こういう事実は考えたことがありませんでした。ぼくも子供が二人いますので、他人事には思えません。
▼安田まゆみの気まぐれ日記:大災害でご両親を亡くした子どもたちの保険金請求がとても困難です
生命保険は「請求しないと保険金は払わない」というのが原則です。
ですから、小さな子どもであっても
保険請求をしないと、親が入っていた保険の
保険金は支払われません。
生命保険は「請求しないと保険金は払わない」というのが原則となっているため、残された子供が請求しない限り、親が入っていた保険の保険金は支払われません。
通常であれば誰かが代わりにしてくれる作業だと思いますが、今回の大震災では多くの子供たちが残されているのは間違いありません。
簡便にできる、という弁護士もいますのですが、
一応、裁判所のHPに書かれている必要な書類をみると子どもの戸籍謄本、住民票、
後見人になる人(候補者)の戸籍までは
難しくありませんが、
無くなった両親のそれぞれの除籍謄本や
改製原戸籍が
必要になります。
とてもじゃないですが、子供たちにできる作業ではありませんし、数が多ければ代行するのも大変ですね(選任された未成年後見人が生保契約照会センターに電話することで、親が加入していた保険が照会できるそうです)。
保険会社は失効期間を延長したり「災害地域生保契約照会センター」を立ち上げるなどしているそうですが、ぜひ「家族に残すための保険」を、親が家族を思い残したお金を、子供たちの手に届けてあげて欲しいと切に願います。
こちらのブログでは、次のような提案をしています。
被災地域の被災者の安否確認を
生命保険会社が自らが積極的にしにいくという
行動を起こして欲しいと切に願います!!!
こんな時だからこそ、子供たちに「保険金=残された家族のための愛情」が届きますように。
詳しくはコチラでご確認ください。
(via ワーキングマザースタイル)