若者もついに格安SIMへ、だが課題はiPhoneだという記事がありました。これまで格安SIMの主要顧客だったのは40代男性ですが、この1年で20〜30代の若いユーザーが倍増したそうです。ソフトバンクの格安SIM的な位置づけであるワイモバイルも含めると、格安SIMのシェアは8.9%、1割に近づこうとしているそうです。
昨年の春頃を境として、20〜30代の比較的若いユーザーを中心に、MVNOのサービスを主回線として契約する人がここ1年で急拡大。MVNOを主回線として利用している人の割合は、2015年4月時点では全体の2.1%であったのが、2016年4月には5.6%に倍増しているとのことだ。
少し勉強すれば、6,000〜7,000円くらいだった携帯電話料金が半額以下になるのですから、若い人なら積極的に乗り換えするのでしょうね。
そして今後、格安SIMが1,000万ユーザーを獲得するための鍵として挙げられているのは「複数のMVNOから挙がっていたのが、日本で最も人気の高いスマホであるiPhoneの取り扱い」だそうです。
MVNO各社がiPhoneを取り扱うことができれば良いのでしょうが、それも難しいのでしょうね。また大手キャリアだと端末代金が割り引かれるような措置もありましたし、いきなり10万円くらいのSIMフリー端末を購入するというのは、若者にはハードルが高く感じられるところもあるでしょう。
そうなると、やはりNTTドコモでiPhoneを使っている人は勝ち組だなぁ、と思いますね。MNPしても、IIJmioのようなドコモ系の格安SIMがそのまま使えるんですから。
中古のiPhoneはどう?
もし息子のスマートフォンを買い換えるならそろそろiPhoneだろうと思っており、今、格安SIMに適した中古スマートフォンを買うならどれだ!という記事にも注目していました。
気楽かつ、低コストでiPhoneとなると、ドコモ版の中古がある「iPhone 5s」や「iPhone 5c」が買い時となっている。良質なものを探すとiPhone 5cで1万円台から、iPhone 5sでは2~3万円と、買いやすいところまで降りてきている。
iPhone SEなどは高スペックですが、とりあえず子供に使わせるiPhoneなら5sや5cで十分かなぁ、と思います。ただし、メモリーは32GBは欲しいところです。
iPhone 5cなら32GBが16,900円、32GBが18,900円といったものが目に入ってきます。ヤフオクやメルカリあたりでもかなりの端末が売買されているのではないでしょうか。
とはいえ、最近のAndroid端末も非常によくできているので、もしかすると格安SIMに乗り換えるのと同時に、iPhoneからAndroidに乗り換える人も意外に多いのでは、という気もします。
あとはLINEの格安SIMサービス「LINEモバイル」が開始されれば、一気に潮目が変わる可能性もあります。