「楽天モバイル」が、大容量プランを月額2,980円で提供する方針を固めたと日経新聞が報じています。楽天の携帯、大容量で月2980円 大手3社の半額以下にという記事になっています。
楽天は4月から本格参入する携帯電話の料金について、大容量のデータ通信で月額料金が2980円のプランを主力にする方針を固めた。NTTドコモなど大手3社の現行料金の半額以下を目指す。
NTTドコモ、au、ソフトバンクから顧客を奪うには、このくらい激しい価格設定が必要なのでしょう。どの程度の大容量なのか分かりませんが、50GB、60GBとかだったら超価格破壊です。
NTTドコモは上限60ギガ(ギガは10億)バイトで月6980円で、ソフトバンクが50ギガバイトで7480円、KDDI(au)はデータ容量の上限なしプランで7480円だ。
「楽天モバイル」では「容量に上限を設けないことも検討している」と伝えられており、もしそんなことになったら他社はどうやって対抗するのでしょうか。価格競争ではなく価格戦争が勃発しそうです。
ただ、通信品質の問題はあるので、仮に「楽天モバイル」が激安プランを投入しても、焦ってMNPせずに少し様子をみた方が良いかな、とは思っています。
「楽天の顧客がKDDIのネットワークで1ギガバイトのデータ通信を利用すると、楽天がKDDIに465円を支払う契約」とも書かれているのですが、早く自社ネットワークを整備しないと大変なんですね。
「これまでの常識をくつがえす、楽天モバイルの料金プラン発表!」として「楽天モバイル」は2020年3月3日15時より「楽天モバイルプレスカンファレンス」を開催しライブ配信するとしています。
もしも50GB、60GBで2,980円のプランを本当に「楽天モバイル」が出してくるなら、格安SIMと言われるMVNOにも大打撃です。