スマートフォンで契約しているプランでデータ通信量が余ると繰り越しができるのは一般的になりました。例えば月間5GBのところ使用料が4GBだったら1GBは翌月に繰り越しができるようなサービスです。
余ったものを翌月に繰り越せるのは自然ですし、ユーザーにとっても便利ですが、大手キャリアと格安SIMと呼ばれるMVNOでは、違いがあることをご存知でしたか?
ぼくは知りませんでした!
【格安スマホまとめ】通信量翌月繰り越しにキャリアと格安SIMで違いあり! キャリアは微妙にケチ!?という記事で、その違いを知りました。
より重要なのはその次の消費順という項目。ドコモ/au/ソフトバンクの主要3キャリアは原則として当月の通信量から先に消費される。一方、格安SIMは繰り越された前月分からが主流だ。
繰り越した分から使用するのが自然かと思っていたのですが、大手キャリアではそうではないようです。
5GBのプランを契約しているとします。当月に3GBを使用し2GBが繰り越しとなります。翌月は5GB + 2GBで7GBとなります。
MVNOは2GBから使用し、それがなくなると5GBから消費します。そこで残れば翌月に繰り越します。
大手キャリアは5GBから使用し、それがなくなると2GBから使用します。2GBから残っても翌月には繰り越されません。
MVNOは繰り越しが連続して続く可能性がありますが、大手キャリアは5GBにリセットがかかるタイミングがあるのですね。
契約条項で仕方ないかと思いますが、同じデータ通信量の繰り越しにこんな違いがあるとは思いませんでした。
IIJmioのファミリーシェアプランが春から増量して月間12GBになりました(10GBから増量)。高校生になった息子とシェアしていますが、だいたい2GBくらいは繰り越している感じでしょうか。
そうでなくともほぼ毎月繰り越しはあったので、そういう意味では使いやすさがありますね。