2015年5月以降に発売されるスマートフォンは、SIMロック解除が義務化されることになりました。それでもなんとなくiPhoneはSIMロックのままなのではないかと思っていたのですが、いよいよ「SIMフリー」元年 期待の裏に懸念という記事を読むと、あれ、やっぱりそんなこともないですかね?
だが次期iPhoneでは、大手から購入したモデルでも同様にSIMカードを挿し替えて使えるようになるはずだ。スマホの半分近くのシェアを持つ「iPhone天国」の日本で、iPhoneがSIMフリーになるインパクトは大きい。SIMフリーのiPhoneが普及するにしたがい、日本でもその便利さが広がっていくだろう。
「秋に発売が見込まれる次期iPhone」からSIMロック解除が見込まれているということですが、仮にそうなったとして、キャリアの割引で相殺される端末代金があるので、2年間は大きな動きがないだろう、と記事。「契約期間の途中でわざわざ解約して乗り換えるメリットは案外少ない」というのは同感です。
大手キャリアのiPhoneがSIMフリーになるということは、大手キャリア間での移動もしやすくなるということですが、その際に判断を分けるのは、やはり魅力的で分かりやすい料金プランかどうか、ということになるのでしょうね。安さだけで考えれば、格安SIMになるでしょうから、そこにない付加価値をどう示すことができるのか。
日本のスマートフォンの料金は決して安くなかった訳ですが、SIMロック解除から2年後に向けて、何が変わっていくのでしょうか。
ちなみに他キャリアのiPhone以外の機種から「iPhone 6 Plus 64GB」でデータ転送量2GBに乗り換えると、割引が効いて月額は5,472円です。これが24ヶ月間だと131,328円になります。ちなみにソフトバンクのiPhone以外の機種からだと156,648円です。
今はSIMフリー版は販売休止ですが、仮に販売していたとして計算すると「iPhone 6 Plus 64GB」が107,784円、IIJmioが41,472円なので、合計で149,256円になります。
SIMフリーになって何が良いかというと、分かりにくい料金プランに振り回されることがないという精神的な余裕も一つにありますが、こうしてみると、大手キャリアをMNPし続けるというのも一つの選択肢かもしれませんね。2年間の縛りが嫌でなければ。
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