PFU、紙をデータ化することで教員92%の校務が効率化と発表

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PFUが、2020年11月に中高等学校に対して実施した、ICT導入を円滑に推進できるようにするためのスキャナーの無償提供プロジェクトのアンケート結果を公開いたしました。それによると、92%の人が教務の効率化が実現できたと回答したということです。

PFUは、2020年11月5日より小中高等学校に対し、ICT導入を円滑に推進できるよう、PFUドキュメントスキャナー及び、採点ソフト「デジらく採点2普通紙対応版」を25校へモニターとして無償提供する「ドキュメントスキャナー ICT教育支援プロジェクト」を実施しました。

導入後に行ったアンケート結果から、紙をデータ化することで、教員92%の校務効率化につながったことが明らかになったということです。

教員85%が、採点作業が半分以下(半日作業が2時間になるなど)に削減したと実感したそうです。

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同じ問いを並べて一括採点するというのがなかなかすごいのですが、こんな教員の声も紹介されていました。

モニター実施をきっかけにして、本校の入試でA3対応スキャナーを導入して大規模にデジタル採点を行うことにしました。1900名の答案を2台で処理し、30分~40分で全て読み込みできました。生徒の答案が鉛筆なため、どうしても薄い濃いが出ます。コピー機での設定では画質の限界があったので、入試という厳密さを求める業務では何より助かりました。またバーコードでの読み込み仕分けができたことが何より業務の効率化に役立ちました。

実際の入試の現場でも使われており、業務の効率化にも繋がっているという話。これはなかなか凄いことだと思いました。「データの共有速度と精度が非常に高まりました」といった声も紹介されています。

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