
gooランキングに「読めたらすごい!沖縄の難読地名ランキング」というランキングにがありました。2位は玉城仲村渠、1位は保栄茂です。読めます‥‥?
読めたらすごい!沖縄の難読地名ランキング
一時期、取材や旅行で頻繁に沖縄を訪れていることがあったので、それなりに沖縄の独特の地名も読めるようになったつもりでいたのですが、このランキングは想定外でしたね‥‥。
もちろん地元の人なら読めるのでしょうけど、旅行者でこれが読めたらかなりの沖縄通ですかね!?
1位 保栄茂
2位 玉城仲村渠
3位 城辺新城
4位 北谷町
4位 城辺砂川
どうでしょうか。読めますか。「北谷町」は読めましたが、それ以外は難しい。「城」を「ぐすく」と読むのは知っていますが、今回はそれだけだと読めない地名です。
読み方は以下のようになります。
1位 保栄茂(びん)
2位 玉城仲村渠(たまぐすくなかんだかり)
3位 城辺新城(ぐすくべあらぐすく)
4位 北谷町(ちゃたんちょう)
4位 城辺砂川(ぐすくべうるか)
まさかの「保栄茂」の読み方が「びん」だとは! 「七五三」の「しめ」以来の衝撃です。
試しに「びん」を漢字変換しようとしたら、確かに「保栄茂」が出てきました。
調べたところ諸説あるようですが、以下のような解説がありました。
かつて呼ばれていた「ぼえも」を漢字で表記した。沖縄では二重母音の「oe」や「oi」が「i」に変わることが多く、「ぼえ」は「び」に変化。語尾の「も」は、「あれもこれも」が「ありんくりん」になるように「ん」に変わる。こうして「ぼえも」が「びん」になった。
もともと「ぼえも」が「びん」に変化したという説です。
1609年の島津氏の侵攻で薩摩藩が琉球を支配するようになり、公文書に地名を記録する際に読みだけで漢字を当てたそうで、当時は「ぼえも」と呼ばれていたものが長い時間をかけて「びん」に変化したというのは感慨深いです。
出典元:gooランキング