gooランキングの「年齢にびっくりしたアニメキャラランキング」にランクインするのは「サザエさん」のキャラだろうと思ったら、やっぱりトップ3を独占してますね。2位は「フグ田サザエ」の24歳で1位は「穴子さん」の27歳です。
年齢にびっくりしたアニメキャラランキング
現代の感覚からすると、サザエさんが24歳とか、穴子さんが27歳というのは驚きがあるでしょう。ちなみにトップ5は以下のようになっています。
1位 穴子さん 27歳(サザエさん)
2位 フグ田サザエ 24歳(サザエさん)
2位 磯野波平 54歳(サザエさん)
4位 マスター・アジア(東方不敗)49歳(機動武闘伝Gガンダム)
5位 則巻千兵衛28歳(Dr.スランプ アラレちゃん)
同率2位で磯野波平が54歳です。もうすぐ、ぼくも波平さんの年に追いついてしまいそうです。
実はこの年齢設定には、時代背景が絡んでいるのかなと思います。「サザエさん」の連載が始まったのが1946年で、その頃の平均寿命を調べると1947年は男性50.06歳、女性53.96歳という数字が見つかります。
1948年は男性55.60歳、女性59.40歳です。「サザエさん」の連載が始まった頃は、人生60年くらいという感覚があったのではないでしょうか。
そう考えると波平さんが54歳でも不思議ではないですし、その他の登場人物の年齢も納得します。
こういう比較が合っているか分かりませんが、2023年の平均寿命は男性 81.05歳、女性87.09歳で、1946年と比較すると男性は1.62倍、女性は1.61倍に伸びています。
それぞれのキャラ年齢にかけると次のようになります。
穴子さん 27歳 → 43.74歳
フグ田サザエ 24歳 → 38.64歳
磯野波平 54歳 → 87.48歳
波平さんは一気に老け込んでしまいましたが、穴子さんとサザエさんはまずまず納得感があるでしょうか。長寿の作品ほど、年齢の感覚というのはズレやすいかもしれませんね。
余談ですけど、平均寿命が2年連続で前年下回るというニュースがありました。平均寿命はピークを迎えて、これから徐々に短くなっていくのでしょうか。それとも寿命を伸ばす技術が生まれる?