gooランキングに「お笑いタレントだったと知ってびっくりする芸能人ランキング」というのがありまして「そうは言ってもたまたまお笑い活動をしていたことがあったくらいなのでは‥‥」と思ったら、2位の鬼龍院翔が東京NSCに在籍していたりとか、けっこうガチな経歴もありました。
とりあえずトップ5です。
1位 北島三郎
2位 鬼龍院翔
3位 泉ピン子
4位 木下ほうか
5位 竹中直人
まさかのサブちゃんが1位。
いったいいつ頃の話かと思って北島三郎 – Wikipediaを見ると、北島三郎のレッスンを担当していた作曲家の船村徹が、なかなかデビューのチャンスがこない北島三郎にステージ度胸をつけるため、前座芸人として機会を作ったものなのだそう。
ギター漫才「ゲルピンちん太ぽん太」の“ぽん太”ととして活動するも、3日で「使えない」と返されたのだそうです。まあまあ、デビュー前だとそういうことはありそうですね。ぼくもたけし軍団の若手の巡業に誘われたことがあります。
2位の鬼龍院翔はガチでした。鬼龍院翔 – Wikipediaによると高校卒業後に東京NSCに在籍し、後のしずるの池田一真とコンビで活動していたそうです(同期にハリセンボン)。その後、方向転換して音楽学校に通ったのだとか。
3位の泉ピン子は泉ピン子 – Wikipediaによれば、牧伸二に師事して歌謡漫談家としてキャバレー回りをしていたことがあったのだそう。
木下ほうかは目立つ存在にはなれなかったものの、吉本新喜劇の団員として活動していた時期があったそうです。木下ほうか – Wikipediaのこのエピソードが良いですね。
当初はVシネマを中心に活動していたが、業界関係者やプロデューサーなどの飲み会に積極的に参加し、名刺を配るなどして人脈を広げた。また、あえて才能のある後輩を紹介することで関係者の信頼を徐々に獲得していった。
どうやってこの人はいきなりテレビに出るようになったんだろうと思う人がいますが、地道な営業活動が実を結ぶことも少なくないのでしょう。
竹中直人は昔、深夜番組「東京イエローページ」でコントをやっていたのを覚えているのですが、そこで見たのが「笑いながら怒る人」だったと記憶しています。これが誕生したエピソードも凄いです。
この時に地蔵が首を振って笑う「首振り地蔵の怪」という短編映画を撮影したが、皆に作品を馬鹿にされたため、「(笑いながら)ふざけんじゃねぇ、コノヤロー」と言ったところ大爆笑となったことが、のちに40年以上続く十八番ネタ“笑いながら怒る人”の起源となる
作品をバカにされたことが「笑いながら怒る人」の起源だったとは!
竹中直人も俳優を志したもののうまくいかずに、コメディアンの道を歩み始めたようですが、それでも演芸番組でグランドチャンピオンになるなど、そもそも芸の才能があったということなのでしょうね。
10位にヒロミがランクインしているのですが、ヒロミがお笑いタレントだったと知られていない時代ですか、令和は!?
出典元:gooランキング