連日「ポケモンGO」に関するニュースを目にします。ポケモンというキャラクターの偉大さを感じます。家にいるだけでは遊べない、外に出る必要があるのに、本当に凄いことです。日本では未だリリースされず、話題にはなっているが「ポケモンGO」の何が面白いのか分からないという人もいると思うので、関連記事をまとめておきます。ぜひ参考にして下さい。
まずは、世界はなぜ「Pokémon Go」に夢中なのか、その心理学的な理由|WIRED.jpです。
Pokémon Goが独特な(そしておそらく他に類を見ないほど病みつきになりやすい)理由は、このゲームアプリでは現実世界と相互作用するからだ。
なぜ「ポケモンGO」はこんなに人気なのか?
ゲームに熱中する理由として分析されている理由として「行動、ソーシャル経験、熟達、熱中、創造性、そして達成体験」を挙げ「ポケモンGO」を紐解いています。
もともとポケモンのアイデアは「子どものころに好きだった昆虫採集と標本づくりからポケモンのアイデアを得た」と生みの親が語っているそうですが、現実世界の中でポケモンを収集できるというのが、ポケモンファンに熱狂的に受け入れられているのは想像に難くありません。
逆に言うとポケモンに思い入れがないと、この「ポケモンGO」に熱中する感覚は分からないのかもしれません。しかし、これだけユーザーが爆発的に増えているのは、ポケモンというコンテンツの偉大さに他なりません。
Pokémon GoはGPSに接続されているので、ポケモンやジム、ポケストップの近くを通り過ぎたとき、スマートフォンが振動してそのことを知らせてくれる。
現実の世界とスマートフォンが繋がる拡張現実の不思議な気持ちよさは、Ingressのエージェントであれば既に体験していることでしょう。暑いのに歩かないといけない、歩いてでもゲームをプレイしたいとう、どこか世界のヒーローになったかのような感覚を得られるのは、主人公が自分であるゲームの世界が現実に繋がっているからなのではないかと思います。
「ポケモンGO」は何がすごい? ブームのポイントを解説 – 日経トレンディネットではブームの理由が次のように分析されています。
シンプルな内容のゲームだが、「現実世界とスマホゲームをARで融合したこと」と「世界的に人気のあるポケモンを採用したこと」により、スマホゲーム史上最大のブームになろうとしている。
ここでもポイントは現実世界との融合と、ポケモンというコンテンツの強さが挙げられています。
「ポケモンGO」は飽きないか?
ただし「ARでポケモンをゲットしていくのは確かに面白いが、ゲームの内容は比較的単純で、どうしてもルーチンワークになりがち。最初は大いに熱中するが、すぐに飽きてしまう人も多いのではないか?」という懸念も。
特にIngressを経験しているエージェントは感じていると思いますが、Ingressに熱狂する理由は地図を俯瞰しての戦略性にあります。単純にレベルアップし、ポケモンでいうところのポケストップを奪い合うだけではないのです。
レベルの低いユーザーでも遊べるというのが、Ingressの凄いところだと思っていますが「ポケモンGO」は現状ではポケモンを集める、ジムでポケモンを戦わせる、といった遊び方がメインということで、強いユーザーには敵わないという現状があるようです。
ただひたすらにポケモンを収集するのが好きな人は良いですが、そうでない人には今のままだと飽きがくる可能性があります。もちろん、Nianticはそのあたりのことも考慮し、今後は新しいイベントを追加してくると思いますが。
「ポケモンGO」で徘徊街歩きの楽しさを知った人は、ぜひIngressも試してみて欲しいですね。
「ポケモンGO」で崖から落ちた人・発砲された人
「ポケモンGO」のせいではなく、本当に自己責任なのですが、プレイ中に崖から落ちてしまった人がいるそうです。アメリカで「ポケモンGO」に熱中していた男性2人が崖から転落 – ライブドアニュースという記事です。
地元保安当局によると、2人は立ち入り禁止の表示があるフェンスの中に入り、崖から15~27メートル下へ転落した。
よく無事だったな‥‥と思ってしまう高さですが、現実とゲームの区別はつける必要がありますね。
「ポケモンGO」をプレイしていた若者、泥棒と間違われ発砲される – ねとらぼという記事もありました。
車に近づくと「何か手に入れたか」というような声が聞こえたので、車の前に立ちはだかったが、車が加速して向かってきたのではねられると思って発砲したと、住人は保安官に話しています。
深夜に銃で発砲はアメリカならではと言いますか「ポケモンGO」をプレイしていて死んでしまってはたまりません。時間、場所をよく考えてプレイする必要があります。
『ポケモンGO』日本リリースで起きるであろう面白ハプニング50 | オモコロでネタのようにまとめられていますが、どれも実際に起こりそうな話です。
中国でポケモンGO脅威論、「非公表の軍基地探査も可能」 (ロイター) – Yahoo!ニュースでは「任天堂が珍しいキャラクターを、プレーヤーが入ろうとしない地域に配置し、誰も探しに行かないようなら、そこはアクセスが制限され、軍事地域である可能性が推測できる」という想像も。ただし、中国では「ポケモンGO」はリリースされない見込みです。
日本での「ポケモンGO」リリースはいつ?
Ingressのイベント「イージスノヴァ」の会場で発表されるかと思った「ポケモンGO」ですが、未だリリースされていません。これに関してジョン・ハンケCEOは「もう間もなく日本に登場する」と語っています。2016年7月中のリリースが濃厚です。
以下の記事も必読です。
▼「Ingress」は文化や言語の壁を超え「Pokémon GO」は世界に幸せを届ける。公式ユーザーイベントAegis Novaを前に,Nianticの歩みを川島氏に聞いた – 4Gamer.net
一部地域で先行リリースしたPokémon GOも,世界中でさまざまな報じられ方をしていますが,Ingressで発見したり,教えられたりしたゲームの良さ,力みたいなものが,Pokémon GOによって一気に拡大されて,世界中にそれが届くんじゃないかとワクワクしています。
ネタフルでも「ポケモンGO」の熱狂を記事にしています。
▼「Pokemon GO」アメリカで大ヒットを記録、アクティブユーザーはTwitterに匹敵する状態に 〜日本でのリリースは数日中にも?
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▼【ポケモンGO】キャンディークラッシュ抜き!1日のアクティブユーザー数がアメリカ市場最大のモバイルゲームに