ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズが、2018年12月の「100億円あげちゃうキャンペーン」の利用動向の調査結果を発表していました。
ヴァリューズ保有モニターパネル(20代以上)のスマホ行動ログデータを用いて「PayPay」アプリ及び主要決済アプリのユーザーの行動ログを分析しています。
アプリユーザー数は、Androidスマートフォンでのインストールおよび起動を集計し、ヴァリューズ保有モニター(20代以上)での出現率を基に、国内ネット人口に則して推測しているそうです。
これによると、キャンペーン予算上限額に達した2018年12月13日には、約471万人が「PayPay」アプリを起動しました。
一方で、100億円キャンペーン終了と同時に「PayPay」が利用されなくなっていく様子も見て取れます。
「PayPay」は2018年12月1ヶ月間で約541万人の新規ユーザーを獲得していますが、そのうち489万人がキャンペーン期間中に集中しています。
100億円を489万人で割ると、1人あたりの獲得コストは2,000円と予測されます。普通にアプリをインストールして使ってもらおうと思ったら、この獲得コストは悪くない気がします。第2弾の100億円キャンペーンを実施する理由にもなっているのでしょうね。