コンテンツを発表したり、販売することができる、クリエイター向けのコンテンツプラットフォーム「note」が、2018年12月に「note.com」と「note.jp」というドメインを取得していたことを発表しました。
また、月間アクティブユーザー数(MAU)も、2019年1月に1,000万人を突破したことが発表されています。
MAUが1,000万人を突破
まず「note」の月間アクティブユーザー数(MAU)が、2019年1月に1,000万人を突破したことに関しては、noteの月間アクティブユーザー数が1,000万人を突破しましたとして発表されています。
たとえば、フォローやスキをした時にクリエイターが設定したオリジナルのメッセージが表示される機能の追加や、出版社などのメディアパートナーシップの締結など、大きいものだけで100件以上の取り組みを行いました。
SEOにもかなり力を入れてきたのも見受けられますが、それと同じように「使って楽しい」「便利に使える」というあたりにも注力していることが分かります。
ぼく自身も、定期的に「note」熱が高まりますが、また最近になって更新を再開しています。ブログとどう書き分けるかという問題はあるのですが、ブログよりもSNS的な要素に楽しさを感じています。
なぜドメインを取得したのか?
現在の「note」のドメインは「note.mu」で、新たに取得されたのは「note.com」と「note.jp」です。
note が note.com のドメインを取得。サービスURLの移行も検討。では、新たにドメイン取得した理由は次のように説明されています。
(1)本拠地としてより使いやすいドメインにすること
(2)コンテンツへの検索流入を増やすこと
(3)将来のグローバル展開の布石とすること
よく「note.com」や「note.jp」といった分かりやすいドメイン取得ができたものだなと思ったのですが「note.com」に関しては「前権利者との1年間にわたる交渉の末」での取得だったそすうです。
「note.jp」も「昨年中に前権利者の方からお譲りいただきました」と。いずれのドメインも高額な譲渡費用を支払っているのではないかと推測されます。
今後、サービスのURLも移行することを検討しているとしています。
CXOとして参画している深津貴之氏も「note.com にお引越しを計画しています」という記事を書かれています。
ところが、この .mu ドメイン。昨今のGoogle的には覚えがよろしくありません。どうやら、「あ、アフリカのサイトだ。日本で検索順位を下げちゃお♪」と判断されるらしいのです。
ドメインが検索順位にそんなに影響するものなのか‥‥と思ったのですが、こういう事情があるのですね。
「記事へのはてブ数・Facebook いいね数が、新URLでは別カウント」というリスクもあるということですが、今の時代の「note」ユーザーはこのあたりはあまり気にしないような気もします。
深津さんの記事では「数ヶ月後に、 note.com への移転を検討」と、より具体的に書かれています。
より詳しくは、加藤貞顕CEOへのインタビュー記事、1年で2倍規模に急成長。1000万MAU突破のnoteが“note.com”を取得した理由もご覧いただくとして「note.comというドメインは、究極的には海外のブログプラットフォーム“medium”などとも勝負できる(強い)ドメイン」というのは大事なところでしょうね。
コグレの「note」
ココにあります。よければフォローしてください!