新島の行き方は船で行くか、飛行機で行くか、の2パターンがあります。船で行く場合も東京都の竹芝桟橋から大型客船で行くか、高速船で行くか、さらには下田からフェリーで行くか、といった方法があるのですが、夏の新島旅では往路は深夜発の大型客船を選択しました。伊豆諸島への船旅には「東海汽船」を使います。
東海汽船の予約・運賃
ネットの旅行サイトや旅行代理店のパンレットなどを見ると、ツアーもたくさんあります。ツアーに申し込めば、船の料金も含まれているものがほとんどでしょう。今回は宿は別に予約したかったので、インターネット予約を使いました。
インターネット予約にはアカウント取得が必要になりますが、通常期は20%、繁忙期は15%という割引のメリットがあります。
運賃はコチラから確認することができます。季節により変動します。
乗船は竹芝桟橋から
今回の旅行では、竹芝桟橋まではクルマを使用しています。荷物の量、旅行する人の数などから、電車で行くか、クルマで行くかを判断すると良いかと思います。「竹芝桟橋」安い&近い駐車場は船旅に便利という記事を書いていますので参考にして下さい。
ネットで予約したチケットは、竹芝桟橋にあるターミナルで発券してもらいます。窓口ではメールで届いた予約票を見せればOKでした。
乗船するのは「さるびあ丸」ですが、伊豆諸島に向かう前には「東京湾納涼船」として使われています。21時過ぎくらいだったと思いますが、下船した浴衣の若い男女が大量に待合室にやってきて驚きました。
「さるびあ丸」の乗船開始は22時35分、出航は23時です。余裕を見て早く到着して時間を潰しましたが、恐らく22時くらいに現地にいれば大丈夫ではないかと思います。
「さるびあ丸」は大島、利島、新島、式根島、神津島に立ち寄ります。ちなみに「さるびあ丸」も大学生のサークルと思しきたくさんの男女が乗船したのですが、ほとんどは大島で下船していきました。
「さるびあ丸」の船内
今回は家族4人ということで、2段ベッドタイプの「特2等」を選びました。
絨毯の上に毛布で仮眠をする、といった感じです(ぼくはけっこう眠れましたが)。ただ天井が低く、座っていても頭がぶつかってしまうのが難点でした。子供たちは全く問題ありません。
いわゆる雑魚寝になる2等の方にも行ってみたのですが、ほとんど寝ている人がいませんでした。雑魚寝を嫌う人が特2等を選ぶのか、割りと狙い目なのでは、と思ってしまいました(乗船したのは8月下旬)。
24時まで営業のレストラン。
食券を購入するスタイルです。24時を過ぎると開放され、歓談する人たちが集っていました。
若者が多く乗船するからだと思いますが、ビールを購入するのに免許証による年齢確認システムがありました。これは初めてみましたが、無事に購入できました。
小腹が空いたら冷凍食品をチンする自動販売機もあります。
新島には7時半頃に到着
船は徐々にスピードを上げながら、東京湾を抜けていきます。
羽田空港のあたりは特にキレイでした。
そして4時半だったか5時半だったら、そのくらいからアナウンスが始まり、大島、利島と乗船客は下船していきます。
7時半過ぎ、無事に新島に到着しました。
子供たちに船旅を体験させたいという目的があったのですが、台風にも直撃されず、無事に目的達成することができました。大型客船だと朝の到着なので、2泊3日でもまるまる朝から一日が使えるのが良いですね!
飛行機で新島を訪れる場合は、調布飛行場から新島へフライト!所要時間はわずか35分という記事をご覧ください。
その他の新島旅行に関する記事は「新島旅行」からどうぞ。