「やきとり宮川」の唐揚げは、日本で1、2位を争う美味さの唐揚げだと思う‥‥!
10年ほど前、日本橋勤務していたサラリーマン時代、とりこになって週一ペースで通っていたのが「やきとり宮川」の唐揚げランチです。あのジュワッとジューシーな揚げたての唐揚げが食べたい! ということで今回は夜の「やきとり宮川」を数年ぶりに再訪してきました。
こんなに好きなんだからもっと足繁く通えば良いのですが、昼のランチも行列、夜も18時までには入店しないと満席になってしまうという、茅場町の超人気店なのです。
「やきとり宮川(茅場町)」自分の中では伝説の唐揚げ
久しぶりも再訪でしたが、変わらぬ店構えに安心しました。折しも桜の季節。そうそう、このあたりは、桜並木もあったんです。
ちなみに、裏に隠れてますが、お昼のメニューの唐揚げランチは880円。スープと唐揚げとご飯。当時はご飯はお代わり自由でした。今もかな? 他に焼き鳥丼や手羽先などのランチメニューもありますが、個人的には唐揚げランチ一択です。
営業時間は、かつては22時よりも早かったような気がするのですが‥‥とりあえず、今回は18時に3人で行ったのですが、一つだけ残っていた4人がけのテーブル席を確保できました。周りはスーツのサラリーマン多し。初動の早い茅場町です(席の予約はできないと思います)。
大根おろしにうずら卵のお通しも、あの頃と変わりません。
メニューその一。
メニューその二。
ご覧のとおり、メニュー数は多くありません。それと、唐揚げ、唐揚げ、と書いていますが、焼鳥屋なので、もちろん焼鳥も美味しいです。このあたりのメニューも昔から変わらないですねぇ。
焼鳥は1本210円ですが、通常の2本分に近いボリュームがあります。
ぼんぢり。ジュワっとしみだす脂が美味い。
つくねとレバー。肉々しく大きいつくねを頬張り、ビールをキュ〜。レバーも新鮮なのがよく分かります。大ぶりのレバーの食感は、マシュマロのようです。
酒のアテとして最高の鳥わさ。
そして、レモンサワーへ。昔はビールばかり呑んでましたけど、最近はレモンサワーになりました。
肉豆腐。肉はもちろん鶏。鶏肉の肉豆腐は珍しいと思います。かなりこんもり盛られ(豆腐は一丁近くある?)、味もしみててレモンサワーにぴったりです。
そして!
ついに、あのメニューが!
揚げたての唐揚げーーー!
唐揚げというよりは、竜田揚げに近いのでしょうかね。二杯酢にネギをたっぷり入れ、そこに唐揚げをひたひたして食べるのが宮川流。さっぱりと食べられ、何個でも胃の中へ唐揚げは滑りこんでいきます。
※三杯酢か二杯酢か‥‥多分、二杯酢だと思います。
サクッとジュワッとジューシー、口の中に飛び出す肉汁、鶏も衣も美味い!!
あー、やっぱり宮川の唐揚げは最高だー!
近日、ランチに再訪しようと固く心に誓いました。だって、夜はライスがないんですもの!
焼鳥だけどもう一つの名物だと思っているのが、手作りしゅうまいです。大ぶりが4つで650円。
醤油とマスタードで頂きますが、特徴はキクラゲ。コリコリとした食感と共に、肉汁が溢れそうなしゅうまいにマスタードをたっぷりとかけ、たっぷりめに醤油にひたし口に‥‥くぅ〜、美味い!!
「やきとり宮川(茅場町)」は家族経営の手本のような店です。(多分)親子三代で焼き、ホールを回します。昼間のホールは女将さんが中心に、夜は息子が中心に。店員さんとの適度な距離感も、大衆酒場的な雰囲気で好き。
他では食べられない唐揚げを求めてやってくる人も多いのだと思います。だって、焼鳥はもちろんですが、どのテーブルにも必ず唐揚げが置かれていましたから。
今度はランチだ! 絶対にランチだ!
ごちそうさま!!!!!!
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過去の記事を調べてみたら、初めて「やきとり宮川」を書いたのが2003年7月でした。これはブログを開始した直後のことです。10年前は唐揚げ定食も850円だったようです。そして前回の訪問は2010年だったようです。前職の同僚と会う時は、いつも「やきとり宮川」です。