東大発のベンチャー「popIn」が、バイドゥ(百度)に買収されたそうです。その額、10数億円と見られていますが、ついに、という感じですね。ネタフルでも使用していたことがあるので、感慨深いです。東大発ベンチャー「popIn」をバイドゥが十数億円で買収、中国から世界展開へという記事になっていました。
popInはこれまで、メディアのWebサイトにレコメンデーション・ウィジェットを提供する事業を展開してきた。TechCrunch Japanも一時期popInを利用していたが、記事下に表示される「おすすめ記事」に出す記事のセレクトや、UIの最適化を行うといったことだ。
久しぶりにサイトを確認したところ、かつての面影はなくなっていました。って、当たり前ですね。もう、6年も7年も前のことでしたから。最初に書いたのはこの記事でした。
▼テキスト選択→ポップアップウィンドウで検索/動画/翻訳/地図などを確認する「popIn」
2008年7月のことでした。その後、新聞社など大手メディアでも採用されていきました。
他にもこんな記事を書いています。
▼ウェブページ内での検索を便利にする「popIn」安定版リリース
▼「popIn」コンセプトマッチ広告「Kauli」と提携して本文内広告を開始
色々と試行錯誤してきたのを見たので、自分のことでないんですけど、バイドゥ(百度)に買収されて世界展開をするというのは感慨深いです。ちなみに「国内ネット系企業も含めて、数社と買収について話を進めていた」ということです。記事にはバイドゥ(百度)を選んだ理由も。
おめでとうございます!