「TikTok」18歳未満のユーザーに1日60分の視聴時間制限を設定する新機能を発表

Tiktok 18 60min

「TikTok」が、18歳未満(13歳以上)のユーザーが所有するすべてのアカウントに、1日60分の視聴時間制限が自動的に設定されるようになったことを発表しました。新機能は2023年3月1日より適用されています。

「TikTok」18歳未満は1日60分に

「TikTok」は、視聴時間の適切な時間や、視聴時間が与える影響について、組織として明確な見解はないものの、最新の学術研究とボストン小児病院のデジタルウェルネスラボの専門家と議論を重ね、制限内容を決定したとしています。

60分の制限時間に達した際、視聴を続けるためにはパスコードの入力が求められることにより、18歳未満のユーザーは時間を延長するかの判断をすることとなります。

ペアレンタルコントロールに3つの新機能も追加されました。

1日の視聴時間の制限を調整:保護者はペアレンタルコントロールを使用し、1日の視聴時間の制限を調整することが可能。

スクリーンタイムダッシュボード:TikTokの視聴時間、開いた回数、日中と夜間の合計視聴時間の内訳を表示するスクリーンタイムダッシュボードをペアレンタルコントロールにも導入。

通知のミュート:保護者がミュートを設定できる新機能を導入。

一方、政府機関で「TikTok」が禁止されるという動きも強まっています。

日本でも政府端末に「TikTok」インストール禁止。各国で規制強まる(PHILE WEB) – Yahoo!ニュース

若者を中心に日本でも人気が高いTikTokだが、運営会社のByteDancが中国企業ということもあり、中国政府からの要請があれば、個人情報を含むユーザーデータの提出を断れないという懸念が繰り返し伝えられている。

“TikTok 削除を” 情報漏洩を警戒 欧州議会やホワイトハウス | NHK政治マガジン

アメリカのホワイトハウスは2月27日、連邦政府の機関に対し、公用の端末から30日以内にアプリを削除するよう指示しました。

カナダ政府、TikTok使用禁止 「許容できないレベルのリスク」 | 毎日新聞

カナダ政府は27日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、政府が支給する携帯端末での使用を禁止すると発表した。プライバシーや情報セキュリティーの観点で「許容できないレベルのリスクがある」と判断した。

一般人の情報一人分くらいどうということもないと思いますが、情報漏えいの可能性はあまり気持ちの良いものではないので、ぼくも「TikTok」は削除しています。

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