Netflix、10年以上ぶりに加入者が減少と発表 〜広告付きプランも提供へ

Netflixが、2022年の第1四半期に20万人の加入者を減らし、10年以上ぶりに加入者数が減少したことが分かったそうです。TechCrunchが、Netflix shares down more than 20% after losing 200,000 subscribers in first quarterとして伝えています。

Concerning news from Netflix today. The streaming service reported that in the first quarter of 2022, it lost 200,000 subscribers — its first subscriber loss in over a decade.

この加入者の減少は続き、Netflixは第2四半期に200万人以上の加入者を減らすと見込んでいるのだそうです。ただし、Netflixが予想よりは下回っているのだそう。

Netflixの加入者数は2億2160万人となっています。株価は20%以上、下落しました。

「Netflix」アメリカとカナダで全プランを値上げというのが理由かと思ったのですが、ロシアでサービス停止して70万人の加入者減となったことが響いているようです。

ただし新規ユーザーの獲得は不調で、これまで友人同士で共有可能だったアカウントも、世帯以外の人とサービスを共有している場合に追加料金を支払うように促す機能のテストを行うなどしているそうです。

2021年3月末の会員数は2億764万人でした。

同じくTechCrunchのNetflix to introduce ad-supported planによると、新たな選択肢として1〜2年以内に安価な広告付きプランを提供する予定であることも発表したそうです。

広告が表示されようとも安価な方が良いという層は確実にいるでしょうから、ユーザーの獲得には効果を発揮しそうです。