2020年7月1日から、日本では全国の小売店でレジ袋の有料化が義務付けられます。きょうからレジ袋有料化 プラスチックごみ削減につながるかという記事になっています。
7月1日から全国の小売店で、プラスチック製のレジ袋を有料にすることが義務づけられます。環境省などは、生活に身近なレジ袋をきっかけに、プラスチックごみの削減につなげたい考えです。
少し前からよく行くドラッグストアやスーパーではレジ袋の有料化がはじまってまして、少しずつ慣れてきているところです。
環境省の試算では「国内で1年間に出るプラスチックごみのうちレジ袋は2%から3%ほど」ということで、レジ袋を削減しても大きく影響はしなさそうなのですが、意識を高めるのが狙いとのことです。
しかし日本でようやく始まったレジ袋の有料化ですが、欧米では新型コロナウィルスの感染対策で、再び無料化する流れが出てきているのだとか。
レジ袋 欧米は再び無料化の動き 新型コロナ感染対策でという記事になっています。
州内での感染の拡大を受け、客が再利用できる袋を持ち込むと店員が感染するおそれが高まるなどとして、ことし4月、一転してレジ袋などを無料としました。
これはカリフォルニア州の話なのですが、少し前から日本でもエコバッグの衛生問題は指摘されるようになってきていますね。
植物由来のバイオマス素材を25%以上配合したレジ袋は有料化の対象外ということで、吉野家のように引き続き無料配布を継続するところもあります。
吉野家、レジ袋無料配布継続。バイオマスプラ配合に変更という記事になっています。
吉野家は、レジ袋の無料提供の狙いについて、マイバックよりも安定した状態で持ち運べること、衛生面を担保することを挙げている。
結局、ゴミを捨てるのにも重宝するので、ゴミ袋を買ってしまうことも少なくないんですよね。難しいところなのですが。
松屋もバイオマスプラスチックレジ袋を導入し、全国の松屋フーズグループの店舗で引き続き無料提供を継続することを発表しています。
脱プラ、脱ポリ、紙袋へ切り替えをご検討のお客様へ|1958年創業のポリ袋製造業|清水化学工業の「ポリ袋は実はエコ商材なんです」なんていうメッセージもあり、さらにどうしたらいいんだ? といち消費者としてはなってしまいます。
情報収集して、自分で考えて、選択するしかないのだと思いますが。