政府が偽造防止などを理由として、現在使われている10,000円札、5,000円札、1,000札の紙幣デザインを一新する方針を固めたそうです。政府 紙幣のデザイン一新へ 新たな肖像画は?という記事になっていました。
紙幣は偽造防止のため、定期的に新しい技術を取り入れてデザインが改められていて、政府は、現在使われている1万円札、5千円札、千円札の紙幣のデザインを、一新する方針を固めました。
紙幣のデザインが一新されるのは2004年以来のこととなります。新しい紙幣のデザインには、次のような人物が検討されています。
10,000円 渋沢栄一(近代日本経済の父)
5,000円 津田梅子(日本で最初の女子留学生)
1,000円 北里柴三郎(破傷風の治療法を開発した細菌学者)
500円硬貨も偽造を防ぐための新技術を施し、新たなものが発行される予定です。2000年に発行された2,000円札はそのままとなる見通しです。
新紙幣が実際に市中に流通するのは数年後になるものと見られています。
お札の肖像の変遷
10,000円札
聖徳太子(1958)→福沢諭吉(1984)→福沢諭吉(2004)→渋沢栄一(?)
5,000円札
聖徳太子(1957)→新渡戸稲造(1984)→樋口一葉(2004)→津田梅子(?)
1,000円札
伊藤博文(1963)→夏目漱石(1984)→野口英世(2004)→北里柴三郎(?)