藤井聡太四段(14)、歴代単独2位の25連勝を記録

藤井聡太四段(14)が、2017年6月10日に行われた第3期叡王戦段位別予選1、2回戦に連勝し、自身の持つデビューからの連勝記録を25に伸ばしました。これで連勝記録が単独2位の25連勝に伸びました。14歳・藤井聡太四段、歴代単独2位の25連勝!…4日で5勝の快進撃という記事になっていました。

1994年度の丸山忠久五段(現九段、46)を上回る歴代2位の25連勝。86―87年度に神谷広志五段(現八段、56)が樹立し「不滅の記録」とも言われた歴代最多28連勝の更新へカウントダウンに入った。

藤井聡太四段(14)23連勝で羽生善治三冠の連勝記録を抜くという記事を書いた際に少しだけ調べたところ、この連勝記録を作った棋士たちの年齢は22歳〜24歳が多かったのですが、プロデビューしたのが早かった藤井聡太四段はそうした棋士たちよりもかなり若く記録達成する可能性がありそうです。神谷広志八段が五段の時に記録した28連勝までは、あと少しです。

9日、愛知県瀬戸市の自宅から上京して前泊した父親宅で心と体を十分に休めた後、再び戦場へ。都成戦は初体験の夜スタート対局だったが、休養たっぷりのコンディションでベストパフォーマンスを披露した。

藤井聡太四段は愛知県在住ですが、お父さんが東京に単身赴任しているそうで、対局時にそこに宿泊できるというのは、14歳の男の子にとっては安心感も大きいでしょうね。

いや、たまげました。あの銀は普通の棋士では見えません。普通の強さではありません。羽生(善治)さんが登場した頃を思い出させます」と森下卓九段。将棋を知らないとどのくらいの強さか測れないのですが、並々ならぬものがあるようです。

それにしても、棋士の絶頂期というのは何歳くらいなのでしょう。若さと経験で20〜30代くらいが強いのだとすると、まだまだ藤井聡太四段は強くなっていく、ということになります。

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