「東京すしアカデミー」卒業生は海外で働いたり外国人も多く学んでいたり

2017 03 28 0921

2ヶ月のカリキュラムで寿司職人になることができる「東京すしアカデミー」の「寿司インストラクター」に迫る記事がありました。「寿司インストラクター」修行せず2カ月で本格的な技術を短期集中指導です。

寿司職人の世界は「飯炊き3年、握り8年」とも言われ、長年の修業の末に独り立ちするのが通常。だが、わずか2カ月のカリキュラムの中で一人前の職人に育て上げる村上は、通常の職人が修業の最後にやることを最初に覚えさせる。

修行をしなくても寿司職人になれるのか? 結論からいうと、寿司職人にはなれるのでしょう。ただし、旨いかどうか、繁盛するかどうかはまた別の話として。

平日5日間、1日7時間で2カ月間集中で学ぶ「江戸前寿司ディプロマコース」(約80万円)では、「刺し身」「握り」「巻き」の3つの基本ポイントを全てマスターさせる。

「寿司インストラクター」をされている方も、実際に人手が少ない繁盛店で2ヵ月で寿司の基本をマスターしたそうです。そもそもの料理経験なども影響するのでしょうが。

ぼくの身近な例でいうとプロブロガーを名乗るようなものだと思いますが、結局、プロブロガーとして認められるかどうか、寿司職人として認められるかどうかは、お客さんが決めることなのでしょうね。作家でもなんでも、自称は通用しない世界だと思います。

「東京すしアカデミー」の卒業生は普通に日本で寿司店を開業するのではなく、世界的な寿司ブームを背景に多くは海外に活躍の場を求めるそうです。また、外国人の受講生も多いのだとか。

自ら開業するだけでなく、寿司のカルチャースクールの講師になったり、週末だけケータリング(出前、出張調理)サービスなど工夫を凝らした展開をしている人もいるという。

様々なセンスが必要ということですね。浦和にも寿司スクールを卒業した方がオープンした「リベルテ」という寿司店があります。「リベルテ(浦和)」寿司屋で修業経験なしの大将が開店した浦和で最もモヤモヤする自由すぎる寿司屋という記事を書きましたが、回転寿司価格で寿司職人が握った寿司が食べられるという店です。これもまたセンスですね。