スカイマーク、機内でモバイルバッテリーから煙が出て緊急着陸

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新千歳発羽田行きのスカイマークの機内で、乗客の持っていた充電のためのモバイルバッテリーから煙が出て、緊急着陸するという事態があったということです。「ポケモンGO」で世界的にモバイルバッテリーを持つ人が増えているので、今後も同様の事態が発生することが想定されます。スカイマークが緊急着陸 機内でスマホ充電池から煙という記事になっています。

国土交通省新千歳空港事務所によりますと、22日午前0時すぎ、新千歳発羽田行きのスカイマーク732便で、離陸後、乗客が座席の下に置いたかばんに入れていたスマートフォンを充電する小型のバッテリーから煙が出ました。

こんな深夜に飛ぶスカイマークの便があるのですね。ということで、調べてみると、本来であれば0時10分に出発、2時に羽田空港に到着するという便でした。

これが、離陸直後に乗客のモバイルバッテリーから煙が出て、すぐに新千歳空港に引き返し、0時45分に緊急着陸したということになります。

乗客にケガなどはなかったものの、消火器を使用した客室乗務員2人が、中から飛び出した液体で軽いヤケドをしたということです。

「水平飛行になったころ、『ポン』と音がしたあと、何かの臭いがするとともに、白い煙がもくもくと出てきて、近くにいた乗客が大きな声で乗務員を呼んだ。荷物の持ち主も、なぜ煙が出たのか分かっていない様子だった」という乗客のコメントがありますが、機内で火災が発生したと思うと、相当な恐怖だったのではないかと。

モバイルバッテリー(=リチウムイオン電池)を荷物に預け入れできないのには、こういう利用があるのですよね。ネタフルでも、航空会社「スマホのモバイルバッテリー、預けないで」→ 発火する恐れがあるためという記事を書いています。

とはいえ、機内持ち込みをしたとしても今回のようなことが起こるとすると、使う側としては粗悪品を使わない、ということくらいしか、自衛手段がないかもしれません。そういうこともあり、個人的にはcheero製品の中でも特に国産電池を採用しているものを中心に使っています。

過去には【LCC】リチウムイオン電池の機内持ち込みを巡りジェットスター社員が殴られる事案が発生ということもあったのですが、必ず機内に持ち込みしましょう。