昭和天皇が熱心に遊んだとされる「クロックノール」とは?

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昭和天皇の87年の生涯を記録した「昭和天皇実録」が公開され、その中で幼少期の遊びとして紹介されている「クロックノール」という遊びがどんな遊びだったのか、注目が集まっています。昭和天皇実録:謎の遊び「クロックノール」という記事です。

学習院初等科入学前後は「クロックノール」という遊びが少なくとも4回登場するが、どのような遊びなのか、四半世紀かけて実録を作り上げた宮内庁も「分からない」としており、「公開で知っている人が出てくるかもしれない」と謎の解明に期待する。

小学校に入学した前後の小さい子供の遊び‥‥どんなものなのでしょうか。ゲートボールの原型とされる「クロッケー」と推測する人もいますが、ボードゲームの「Crokinole(クロキノール)」ではないか、と指摘する記事がありました。

<昭和天皇実録>謎の遊び「クロックノール」は卓上ボードゲーム「Crokinole」?という記事です。

英語版Wikipediaなどによると、Crokinoleとは2人ないし4人のプレーヤーで行う卓上サイズのボードゲーム。シャッフルボードやカーリングに似た要素を持ち、ボードには5ポイント、10ポイント、15ポイントの同心円と真ん中に浅い20ポイントの穴があるといいます。

日本では一般的ではありませんが、卓上のボードゲームで、なおかつシンプルなルールのようですので、子供が遊ぶにはピッタリだったかもしれません。「Crokinole」という綴りから「クロッキノール」「クロックノール」となっても不思議ではないですし。

実際に遊んでいる動画がありました。

カーリングのような要素もありますね。世界大会もあるそうです。