イタリアのジリオ島付近で起きた豪華客船「コスタ・コンコルディア」の座礁事故は、船長が同島出身の給仕長に島を見せるために危険な距離まで近づいたことが原因のようです。
座礁客船 給仕長のため島接近が原因かとして伝えられています。
運航会社のコスタ・クロチエレ社のフォスキ最高経営責任者(CEO)は同日、記者会見し「人的な誤りがあったことは否定できない」と述べ、同社として船長の責任を認めた。
船長が給仕長をデッキに呼び「見ろ、君のジリオ島だよ」「岸に近すぎます」というやり取りがあったということです。
船は島から約150メートルまで近づき、船体を岩礁にぶつけたとされる。
これが本当だとすると、許されないことですね。しかも、この船長は乗客よりも先に避難したとして身柄を拘束されているのですよね。
ANSA通信によると、16日に船内から新たに乗客の男性の遺体が見つかり、事故の死者は6人となった。
完全なる人災ですね、これは‥‥。