スズメ、20年で6割減少か 都市部での子育て難しくというニュースがありました。実は、数年前からスズメが減っている、ということは言われていたのですね。
ネタフルでも「スズメ 国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明」というネタをピックアップしていたことがありました。
餌場の田畑と、巣を作る木造家屋の減少などにより、最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したとみられる。
2009年のことです。
そして2011年の調査では「国内のスズメの個体数が過去約20年間で約6割も減ったとする報告を立教大と岩手医科大のグループがまとめた」と伝えられています。
数字こそ違えど、確実にスズメの数は減少している、ということなのですね。
1987年から2008年まで調査を継続していた全国31カ所の標識ステーションのデータを調べると、全体では毎年7万羽前後の鳥がつかまえられてきたが、スズメは当初の4千羽前後から最近は1千羽前後に減った。割合では、全体の6%だったのが2%以下になった。
とはいえ、一時期うちの近所でも減ったと思っていたスズメを、また見かけることが増えたんですよね。どうしてなのかな。
研究グループでは「営巣適地や食べる餌の減少で、都市部を中心にスズメの少子化が進んだことが大きな要因」と見ているそうです。
スズメ界にも少子化の波ですか。最近の若いスズメは、みたいな話もあったりして。草食スズメ。そのままか!
ネタフルではこんな記事も書いていました。
▼話すスズメがいた!
▼ウシガエルがスズメを捉える様子の写真
▼スズメの少子化、カラスのいじめ 身近な鳥の不思議な世界 [ソフトバンク新書]