「尖閣」ってどんな所? ひと目見るだけでも280万円も!という記事より。
尖閣諸島は魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島という5つの島と3つの岩礁で構成される。明治時代に福岡出身の実業家・古賀辰四郎が大正島以外を開拓し、アホウドリの羽毛採取やかつお節生産といった事業を興した。
「尖閣諸島」という名前はニュースでよく見ますが、果たしてどこにあるのか。このあたりです。
ちなみに、Googleマップで「尖閣」とか「尖閣諸島」と検索しても、表示されませんでした。なので、尖閣諸島 – Wikipediaで場所を調べてみました。
開拓した古賀家が1978年に埼玉県の知人に売却し、現在は同県内で不動産賃貸業を営む男性の名前が所有者として登記簿にあるそうです。
男性は2002年から魚釣島、北小島、南小島を総務省に賃貸。3島を管理する内閣府は「平穏かつ安定的な維持管理のため賃借している」と説明し、年間約2450万円の借地代を男性へ支払っている。
さて、この「尖閣諸島」ですが、内閣府によると「上陸は、平穏かつ安定的な維持管理のため、何人も禁止している」ということで、上陸することはできません。
そこで2006年に飛行機をチャーターして上空を旋回した人がいるのですが「航空会社から提示されたチャーター代金は最大3人乗りで、56万~62万円」でした。
しかし、現在ではこの航空会社が事業を行っていないため、那覇からヘリコプターをチャーターすることになるようです。
那覇空港から別会社のヘリコプターをチャーターし、石垣空港経由で15分間、尖閣を旋回すると約275万円-。
その金額なんと、約280万円。実に遠いところにあるんだな、ということが分かります。