連日、口蹄疫のニュースが流れる宮崎県ですが、東国原英夫知事が定例記者会見を偏向的に報道されたらしいことをブログに綴っています。
▼全頭殺処分|東国原英夫オフィシャルブログ「そのまんま日記」
先日の定例記者会見で僕が発言・答弁した内容が、一部切り取られて偏向的に報道されたらしい。そういうメールや書き込みを全国から多数頂いた。
確かに、ニュースや新聞報道でのぼくの印象としても「東国原知事が逆ギレした」というニュアンスで残っています。
このことについて東国原英夫知事は「記者会見の内容全ては県HPの動画で見れるようになっている」として「何が正しくて何が間違いか? 情報の受け手が公平・公正に判断出来る時代である」と書いています。
そして、
特に、ネット系の情報ツールが発達した今日、最早、メディアがバイアスがかかった報道をすることは不可能な時代なのかも知れない。
とも。
マスメディアの報道で大きく話題になる前から、口蹄疫が宮崎県で発生して大変なことになりつつあるらしいというのが、Tumblrのダッシュボードには流れてきていました。
宮崎県の記者会見の内容が全て公開されているのもそうですし、身近なところでいえば、浦和レッズもフィンケ監督のインタビューは全て全文をネットで公開しています。
報道を見て「あれ、おかしいな?」と思ったら、いくらでもソースに近づける時代になりつつあるな、というのはぼくも感じます。
先日、CSKAの本田選手の帰国記者会見に参加させて頂いた際に、ぼくはそこまで手が回らなかったのですが、エアロプレインでは質問者の所属も併記していました。
この質問と回答が新聞に載ったりニュースになった際に、どのように伝えられるかというのは、何気ないことですけど重要なことなんじゃないかと思います。
本田選手が「できれば守備はしたくない」と語ったことも「できれば守備はしたくない(笑)」と、リップサービス的に笑っていったことが「(笑)」なしで伝わってしまうと、読む人によっては違う印象を持つでしょう。
実際、いろいろな人がいろいろな思惑を持って情報を流すこともあるし、新聞だって公平かといえばそういうこともないでしょう。ブログだってそうです。
しかし簡単なことではないかもしれませんが「おかしいな」と思った時に、自分の手でいろいろ検索し自分の目で確認し自分の頭で判断する、ということの必要性はより高くなっている気がします。